自分で考えたお話が、画面の中で進んでいくゲームになったら。読む人がクリックしながら、自分のつくった物語を楽しんでくれたら。そんな体験につながった、小学生の女の子の作品「牛乳ひとつ」を紹介します。
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沖縄のプログラミングスクール「クロスウェーブ(沖縄マイクラ部)」で開催した「ティラノビルダーで簡単なノベルゲームをつくろう」のワークショップ。今回の作品は、AIを使って4コマ漫画をつくる活動から始まり、最後にはノベルゲームとして完成しました。
制作では、ストーリーを考えることに時間がかかりました。先生や保護者もお話のアレンジを手伝いながら、一つの作品として形にしています。子どもが考え、大人と相談し、最後までつくり上げた挑戦を、ぜひご覧ください。
ノベルゲーム「牛乳ひとつ」で遊んでみよう
まずは、完成した「牛乳ひとつ」を遊んでみてください。このページに埋め込んだゲーム画面から、物語を楽しめます。
作品を遊ぶときは、ストーリーの展開だけでなく、「どんなことを伝えたかったのかな」「どんな場面を考えたのかな」と、つくった子の視点も想像してみてください。
大人がつくる作品と同じように整っていることだけが、子どもの作品の魅力ではありません。自分の中にあったアイデアを、誰かが楽しめる形にして届けたこと。その一歩も含めて、楽しんでいただけたらうれしいです。
始まりは、AIを使った4コマ漫画づくり
「牛乳ひとつ」の制作は、最初からゲームをつくる活動だったわけではありません。出発点は、AIを使って4コマ漫画をつくるワークショップでした。
4コマ漫画は短い作品ですが、つくる側になると、考えることがたくさんあります。誰が登場するのか、どんな出来事が起きるのか、どの順番で見せるのか。そして、最後をどう締めくくるのか。限られたコマの中で、お話が伝わるように組み立てる必要があります。
AIを使う場合も、「何をつくりたいか」を考えることが制作の出発点になります。絵や文章の候補が出てきても、それが自分の考えに合っているか、物語としてつながっているかを確かめる役割は残ります。
今回の活動は、そうした漫画づくりから、物語をゲームとして見せる制作へと広がっていきました。一つのアイデアを、漫画だけで終わらせず、別の表現方法へ発展させたところも、この取り組みの面白さです。
一番時間がかかったのは、ストーリーを考えること
今回、制作した女の子が時間をかけていたのは、ストーリーを考える部分でした。
ゲーム制作というと、パソコンの操作やプログラミングが難しそうだと感じるかもしれません。しかし、物語が中心になるノベルゲームでは、「どんなお話をつくるか」が大きな課題になります。
最初の場面を思いついても、その先がすぐに決まるとは限りません。面白い出来事を考えても、前後のつながりをどうするかで悩むことがあります。短い物語であっても、始まりから終わりまで形にするには、いくつもの判断が必要です。
「牛乳ひとつ」も、そうした物語づくりに向き合いながら、なんとか完成までたどり着きました。すぐに答えが出ない時間も、制作の一部です。
子どもの活動を見守るときは、操作が止まっていると「進んでいないのかな」と感じることもあります。しかし、頭の中では登場人物の行動や、お話の続きを考えているかもしれません。画面上の変化だけでは見えにくい、創作の時間も大切にしたいと考えています。
先生と保護者も、ストーリーのアレンジに参加
完成した「牛乳ひとつ」のストーリーには、先生と保護者によるアレンジも入っています。
子ども本人が考えたことを出発点に、周囲の大人も協力し、相談しながら物語を整えて完成させた作品です。
制作活動では、自分の考えを人に伝えることも大切になります。頭の中では分かっているつもりでも、言葉にしてみると説明が足りないと気づくことがあります。相手の意見を聞いて、新しい展開を思いつくこともあります。
こうしたやり取りは、創作を続けるための助けになります。行き詰まったときに相談すること、別の見方を取り入れること、手伝ってもらいながら完成させることも、ものづくりの経験です。
今回の作品からも、子ども本人の挑戦と、それを支える先生・保護者の関わりを感じていただけたらと思います。
ティラノビルダーで、物語を遊べる作品へ
ティラノビルダーは、文章や画像などを組み合わせて、ノベルゲームを制作するためのツールです。物語を読む流れを画面上につくり、プレイヤーが操作しながら読み進める作品にできます。
漫画とノベルゲームでは、同じお話でも見せ方が変わります。漫画ではコマの配置で伝えていた内容を、ゲームでは画面に表示する順番や文章の区切りとして考える必要があります。
読む人は、どのタイミングで次の文章に進むのか。どこまでを一度に見せると分かりやすいのか。物語をゲームにすることは、読む人の体験を考えることにもつながります。
今回のワークショップでは、AIを使った4コマ漫画づくりから、ティラノビルダーでノベルゲームにするところまで進みました。「牛乳ひとつ」という一つの作品を、実際に操作して楽しめる形に仕上げた経験は、次の制作にもつながる土台になります。
ゲーム制作には、プログラミング以外の学びもある
子どものゲーム制作には、さまざまな学びが含まれています。今回のようなノベルゲームでは、特に「考えを言葉にする」「順番を組み立てる」「相手に伝わるかを確かめる」といった力を使います。
文章を書くだけではなく、その文章をどこに置くか、どう見せるかも考えます。自分が分かるだけでなく、初めて作品に触れる人にも伝わるように工夫する必要があります。
また、完成を目指す中では、最初に考えたことをすべて入れられない場合もあります。どこを残し、どこを調整するかを決める経験も、制作の大切な部分です。
一つの作品をつくっただけで、すべての力が身につくわけではありません。それでも、自分で考えて手を動かし、困ったら相談して、最後まで形にする経験は残ります。完成した作品を人に遊んでもらうことで、次に工夫したいことが見えてくる可能性もあります。
沖縄で「遊ぶ」から「創る」への一歩を
クロスウェーブ(沖縄マイクラ部)は、小学生から高校生までを対象に、MinecraftやRoblox、ゲーム制作などを通じて、デジタル作品づくりに取り組む沖縄のプログラミングスクールです。
子どもたちの「これをつくってみたい」という気持ちを大切にしながら、アイデアを形にする活動を進めています。「牛乳ひとつ」も、物語を考えるところで悩みながら、先生や保護者の協力を得て完成までたどり着きました。
ゲームが好きな子にとって、自分でゲームをつくることは、新しい楽しみ方を知るきっかけになります。お話を考えることや絵を描くことが好きな子も、自分の得意なことを生かして制作に参加できます。
完成したゲームの向こう側には、考えた時間、迷った時間、相談した時間があります。ぜひ「牛乳ひとつ」を遊びながら、小さなクリエイターの挑戦に触れてみてください。
沖縄で子どものプログラミングやゲーム制作に関心をお持ちの方は、クロスウェーブの教室案内もご覧ください。遊ぶ楽しさから、自分のアイデアを作品にする楽しさへ。一人ひとりの「つくってみたい」を応援します。
使用音楽・クレジット
「牛乳ひとつ」では、以下の楽曲を使用しています。
・「てをつないで」
作曲:もっぴーさうんど
配布元:OpenTracks(旧DOVA-SYNDROME)
https://opentracks.com/bgm/detail/1626
・「ないしょのお話」
作曲:甘茶
配布元:甘茶の音楽工房
https://amachamusic.chagasi.com/music_naishonoohanashi.html
・「ささやかで愛らしい日常・ピアノ曲」
作曲:今川彰人オーケストラ
配布元:OpenTracks(旧DOVA-SYNDROME)
https://opentracks.com/bgm/detail/5439
素敵な音楽を提供してくださった皆さまに感謝いたします。
クロスウェーブ(沖縄マイクラ部)への参加方法
無料体験会へのご参加やコースに関するご相談は、公式LINEアカウントへご登録いただくか、メールにて「webcrafts098@gmail.com」までお気軽にご連絡ください。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップ全国大会への挑戦・入賞を目指す仲間を募集しています。当校では、目先の楽しさだけで終わらせず、将来の選択肢を広げる本格的なプログラミング教育(Python、Scratch、MakeCode、JavaScript、Unity、Godot)をはじめ、実务に直結する動画編集講座(Premiere Pro、DaVinci Resolve、CapCut)や、HTML/CSSによるWeb制作講座まで、一貫した次世代デジタルスキルを指導しています。
マインクラフトカップ参加をご希望の方へ
大会への参加を希望される方は、チーム編成および人数把握のため、以下の専用フォームよりお申し込みをお願いいたします。※申込時はマインクラフト教育版のライセンス費用が別途発生いたします。
各教室の開講地域
沖縄県宜野湾市(宜野湾ラボ)
メイン拠点となる宜野湾ラボ(伊佐ビル2F)にて、各専門コースの対面レッスンを開講しています。国道58号線沿いでアクセスが良く、専用駐車場も完備しているため、那覇市や糸満市など遠方からの送迎もスムーズです。
沖縄県うるま市(うるま校)
コミュニティ中枢であるFMうるま特設会場にて、定期講座および地域連携のデジタルイベントを開催しています。
次世代クリエイターを育てる私たちの理念
私たちは、単にお子様にツール操作を教えるだけの習い事教室ではありません。30年のIT実務経験と官公庁品質の厳格な「情報設計」のノウハウをベースに、お子様が持つ「熱狂」を一生物の論理的思考力へと昇華させるための教育機関です。保護者の皆様も安心してお子様の学びを共有・見守っていただける、最も安全で信頼できるクリエイティブ環境を提供いたします。
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