
「スクラッチはひと通りできるけど、次は何をすればいい?」という悩み
「Scratchはある程度作れるようになったんですが、次は何を学べばいいですか?」
クロスウェーブの体験授業や相談会でよく受ける質問がこれです。Scratch(スクラッチ・※MITが開発した子供向けビジュアルプログラミングツール。ブロックを組み合わせてプログラムを作れる)をひと通り学んだ子の保護者から、「次のステップを探しているが何があるかわからない」という声を多くいただきます。
スクラッチの次の選択肢として、インターネット上では「Pythonがいい」「マインクラフトが繋がりやすい」「Roblox(ロブロックス)がオススメ」と、さまざまな情報が出てきます。どれも間違いではありませんが、「お子さんに何が向いているか」という視点がないと、選択肢が多すぎてかえって迷ってしまいます。
私はScratch(スクラッチ)・MakeCode(メイクコード)・Python(パイソン)・Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)のすべてを実際に子供たちに指導してきた立場から、それぞれのルートの特徴と向いている子のタイプをお伝えします。
Scratch(スクラッチ)で身についたスキルの整理
次のステップに進む前に、スクラッチで何が身についたかを確認しておきましょう。「次に何を学ぶか」の選択は、今どこまで来ているかを把握することから始まります。
Scratch(スクラッチ)で身につくもっとも重要なスキルは、プログラミングの3大概念の理解です。順次(※プログラムが上から順番に実行されること)・条件分岐(※「もし〇〇なら△△する」という処理)・繰り返し(※同じ処理を何度も自動で行うこと)。この3つをスクラッチで体験した子は、次のどのプログラミング言語に移っても、基礎の理解が出来上がっています。
キャラクター(スプライト・※スクラッチで動かすキャラクターのこと)を思い通りに動かす感覚も、スクラッチを通じて自然に育ちます。「押したら動く」「端に触れたら跳ね返る」という動きをプログラムで制御する体験は、どのプラットフォームに移っても役立ちます。
そして、「作りたいものを設計して完成させる」という制作プロセスを体験していることも大きな財産です。Scratch(スクラッチ)でオリジナルのゲームやアニメーションを作ったことがある子は、プログラミング学習においてもっとも大切な「最後まで作り上げる力」を持っています。
Scratch(スクラッチ)の次の選択肢——3つのルート
スクラッチの次に進むルートは、大きく3つあります。どれが「正解」というわけではなく、お子さんの目的・性格によって向き不向きが異なります。
ルート1:マインクラフト×MakeCode(ゲームと3D設計をさらに深めたい子へ)
Scratch(スクラッチ)のブロックプログラミングに慣れている子にとって、MakeCode(メイクコード・※マインクラフト専用のプログラミングツール)への移行はもっとも違和感の少ないステップアップです。スクラッチのブロックと似たビジュアルプログラミング(※文字入力の代わりにブロックを組み合わせてプログラムを作る方法)から入れるので、「文字を書くのが苦手」「プログラミングにまだ自信がない」という子でも取り組みやすい選択肢です。
MakeCodeでは、マインクラフトのゲーム空間を3D(※縦・横・奥行きの3方向がある立体的な空間)でプログラムすることができます。スクラッチでは2次元の画面の中でキャラクターを動かしていましたが、MakeCodeでは立体的な空間でブロックを積んだりキャラクターを動かしたりする設計が加わります。「3D空間で何かを作る」という新しいチャレンジが、スクラッチの次のステップとして自然に広がります。
具体的な目標として、マイクラカップ(※マインクラフトを使ったプログラミングコンテスト。全国大会が開催される)への参加があります。「大会に向けて作品を仕上げる」という体験は、スクラッチでの制作プロセスをさらに深めたい子の次のステップとして強くオススメです。クロスウェーブは第7回マイクラカップでTBS賞を受賞した実績があります(沖縄代表として全国大会に4回連続出場)。
ルート2:Python(テキスト言語に挑戦したい子へ)
Python(パイソン・※現在世界でもっとも学習者が多いプログラミング言語のひとつ)は、スクラッチの次のステップとしてよく候補に挙がります。スクラッチとPythonの大きな違いは、「ブロックを組み合わせる」から「文字でコードを書く」に変わることです。
でも、難しさの本質は「ブロックが文字になる」だけです。Scratch(スクラッチ)で条件分岐や繰り返しを理解している子にとって、Pythonでの条件分岐・繰り返しの概念は同じです。「if」「for」という英語のキーワードを覚えることが最初の壁ですが、スクラッチで論理の組み立て方を体で覚えている子は、この壁を越えるのが早いです。
Pythonで広がる可能性は大きいです。AI・データ分析(※大量のデータを整理・分析すること)・自動化スクリプト(※繰り返しの作業を自動でこなすプログラム)・ウェブアプリ開発など、Scratch(スクラッチ)では届かなかった領域への扉が開きます。AtCoder(アットコーダー・※プログラミングの問題を解いて競い合うコンテストプラットフォーム)という競技プログラミングへの挑戦も、Pythonを学んだ後に見えてくる選択肢のひとつです。
「将来AIに関わる仕事をしたい」「データを扱いたい」という子には、スクラッチの次のステップとしてPythonへの移行をオススメしています。
ルート3:Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)×Lua(ルア)(自分のゲームを世界に公開したい子へ)
Scratch(スクラッチ)でゲームを作ることにはまった子に、もっとも刺さる選択肢がRoblox Studio(ロブロックス スタジオ・※ゲームを自分で制作・世界中に公開できるツール)です。
スクラッチでゲームを作ることとRoblox Studio(ロブロックス スタジオ)でゲームを作ることは、本質的によく似ています。「ルールを決めて、キャラクターを動かして、完成させる」というプロセスは同じです。違いは、Roblox Studioで作ったゲームがRoblox(ロブロックス・※世界2億人以上が利用するオンラインゲームプラットフォーム)に公開され、世界中のプレイヤーに遊んでもらえるという点です。スクラッチで作ったゲームを「より本格的な形で、より広い世界に届ける」ようなイメージで捉えていただければわかりやすいと思います。
Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)ではLua(ルア・※ゲーム開発などで世界中で使われているプログラミング言語)を使います。Pythonと同じく文字でコードを書く言語ですが、LuaはPythonより文法がシンプルで、スクラッチからの移行がしやすい特徴があります。「文字のコードを書くのがはじめて」という子でも、スクラッチで培ったプログラミングの基礎があれば、Lua(ルア)の基本的な文法は無理なく習得できます。
3つのルートを子供の性格・目的別に選ぶ方法
3つのルートをまとめると、選び方の目安はこうなります。
コンテストや大会への参加を目標にしたい子は、マインクラフト×MakeCodeルートがオススメです。マイクラカップという全国大会への挑戦という、具体的でわかりやすいゴールがあります。Scratch(スクラッチ)からの移行でも、実績のある指導環境であれば大会を目指せます。
将来AI・データサイエンス(※大量のデータを分析して価値ある情報を取り出す分野)・エンジニアとしての仕事に興味がある子には、Pythonルートをオススメします。スクラッチで身についた論理の組み立て方が、Pythonでダイレクトに活きます。
「自分が作ったゲームを世界中の人に遊んでもらいたい」というモチベーションを持つ子には、Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)×Lua(ルア)ルートがもっとも向いています。スクラッチで「ゲームを作る楽しさ」を体験している子ほど、Roblox Studioの自由度に熱中します。
「全部やりたい」というお子さんには、Scratch(スクラッチ)→MakeCode→Python→Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)という順番が、もっとも無理のない成長の流れです。ひとつひとつのステップで身についた力が、次のステップの基盤になります。
クロスウェーブの学習ロードマップ
クロスウェーブでは、Scratch(スクラッチ)から始まる一貫した学習ロードマップを採用しています。
スクラッチでプログラミングの3大概念を「動くゲーム」として体で覚える。次に、MakeCode(メイクコード)でマインクラフトの3D空間に挑戦しながら、マイクラカップを目指す。その後、Python(パイソン)でテキストプログラミングに移行し、AIやデータ分析の入り口を体験する。さらに、Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)×Lua(ルア)で本格的なゲーム制作と世界公開を体験する。最終的には、JavaScript(ジャバスクリプト・※ウェブ開発で広く使われるプログラミング言語)やUnity(ユニティ・※プロのゲーム開発で使われる開発環境)といった、プロのエンジニアが使うツールへと繋がります。
この流れはすべて、クロスウェーブの1つの教室の中でサポートできます。「スクラッチが終わったら別の教室を探す」という手間なく、現役エンジニアが一貫して指導します。
月謝8,800円(税込・土日通い放題)でScratch(スクラッチ)からRoblox Studio(ロブロックス スタジオ)まで対応しています。入会費は現在無料キャンペーン中です。プログラミング能力検定(※経済産業省が後援する公式プログラミング資格試験)の公式試験会場としても登録されており、2026年5月から毎月受験できる体制が整っています。
まとめ:Scratch(スクラッチ)は終点ではなく最高の出発点
Scratch(スクラッチ)で身についたプログラミングの基礎概念は、どのルートに進んでも活きる力です。マインクラフト×MakeCodeでも、Pythonでも、Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)でも、スクラッチで「プログラムが動く仕組み」を体で理解している子は、次のステップへの適応が早いです。
「スクラッチを卒業したら」という問いへの答えは、「卒業ではなく出発」です。スクラッチで学んだ子は、どのルートを選んでも、出発点としての強力な土台を持っています。
次のステップをどう選べばいいか迷っている保護者の方は、クロスウェーブの無料体験授業・相談会にぜひお越しください。お子さんの現在のスクラッチのレベルを確認しながら、もっとも向いている次のステップをご提案します。
無料体験・相談会のご案内
「スクラッチの次に何を学べばいいか一緒に考えてほしい」という相談だけでも大歓迎です。体験授業では、Scratch(スクラッチ)の次のステップとして気になっているツールを実際に触ってみることもできます。所要時間は30〜60分で、パソコンは教室で用意しています。
公式LINEに「スクラッチの次のステップについて相談したい」と送っていただければ、すぐに対応します。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」
沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15伊佐ビル2F
マイクラ部への参加方法
マイクラ部への参加を希望される方はLINEアカウントへ登録を頂くか、メールにて「webcrafts098@gmail.com」までご連絡をお願いします。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップへの参加を目指す仲間を募集しています。子供たちへのプログラミング教育として「Python」「Scratch」「MakeCode」「JavaScript」「Unity」「Godot」などを指導しています。動画編集講座(Premiere Pro・DaVinci Resolve・CapCut)やHTML/CSSでのWeb制作講座も開催中です。
マイクラカップ参加希望の方へ
マイクラカップへの参加を希望される方は、人数把握のため以下のフォームからも申請をお願いします。申込時はマインクラフト教育版のライセンス費用が発生いたします。
開催地域
沖縄県宜野湾市
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」にて開催しています。
沖縄県うるま市
FMうるまにて開催しています。
FMうるま
沖縄マイクラ部について
沖縄マイクラ部は教室ではなく、親子の勉強会というスタイルで運営しています。保護者の方も一緒に参加していただけますので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせ
お問い合わせはLINEオフィシャルアカウント、またはメール(webcrafts098@gmail.com)からお気軽にどうぞ。イベント情報は「開催イベント一覧」からご確認ください。