
「沖縄でAIを教えてくれる教室って、実際にあるんですか?」
先日、宜野湾市の保護者の方からこんな質問をいただきました。ChatGPT(※テキストで質問するとAIが返答するツール)やClaude(クロード・※Anthropicという企業が開発した高性能AI)が話題になる中、「子どもに正しく学ばせたいけど、沖縄の教室でそこまでやっているのか」という疑問を持つ保護者が増えていることを感じています。
私自身もスクールを運営している立場ですが、正直に言うと「沖縄全体のAI教育の状況って、どうなっているんだろう」と気になりました。だからこそ、自分のスクールのことは一旦横に置いて、「沖縄でChatGPTやClaudeを子どもに教えてくれる場所を探すとしたら、何を基準に選べばいいか」を整理してみました。この記事は、その調査と考察をまとめたものです。
スクール運営者が「探してみた」というのは少し変かもしれませんが、業界にいるからこそ見えることがあります。批判的な内容は書きません。ただ、「AI教育を名乗っているけれど実態が違う」という状況が一部にあることは、保護者の方に正直に伝える必要があると感じています。
そもそも「AI教育」とは何を教えることなのか
まず、ここを整理しないと始まらないと思っています。
「AI教育」という言葉は、今非常に広く使われています。でも「AIを使ってみる体験」と「AIを使いこなす力を身につける教育」は、まったく別物です。
ChatGPTに質問を打ち込んで返答が来る体験は、スマホを持っている小学生でも1人でできます。「うちの子、ChatGPTを使っています」という状態が、AI教育ではありません。では、AI教育とは何かというと、私は3つの力を育てることだと考えています。
1つ目はプロンプト設計力(※AIへの指示文を上手に書く力。どう頼むかによって出てくる答えの質がまったく変わる)です。同じAIに聞いても、質問の仕方によって答えの精度が10倍変わることがあります。「具体的に・目的を明確に・条件を伝える」というプロンプトの設計力は、国語の表現力・論理的思考力と直結しており、これこそが「AIを使いこなす力」の核心です。
2つ目は批判的思考力(※AIの出力を鵜呑みにせず、正しいかどうかを自分で判断する力)です。生成AI(※テキスト・画像・コードなどを自動で生成するAI)は、もっともらしいが間違っている情報を出すことがあります。これは「ハルシネーション(※AIが事実でないことを自信を持って話してしまう現象)」と呼ばれます。AIの答えを「疑う習慣」がないと、正確でない情報をそのまま使ってしまうリスクがあります。
3つ目は情報リテラシー(※情報を正しく・安全に扱う力)です。AIが生成した文章・画像・コードを公開・使用する際の著作権・個人情報の取り扱い・引用のルール——これらを理解しないままAIを使うと、学校や社会でトラブルになります。
「ChatGPTを触ってみる体験」だけでは、この3つは身につきません。これが「AIを使うだけでは不十分」という理由です。
沖縄のプログラミングスクール・AI教育の現状
沖縄県内には、数年前と比べてプログラミング教室の数が増えました。宜野湾市・那覇市・浦添市・うるま市・沖縄市周辺に、さまざまなスクールが展開しています。
その中で「AI教育対応」を謳っている教室も出てきていますが、内容を調べてみると、大きく分けて2つの傾向が見えてきます。
1つ目の傾向は「Scratchやビジュアルプログラミングを中心とし、AIについては触れない」という教室です。これは必ずしも悪いことではありません。Scratch(※ブロックを組み合わせる子ども向けプログラミングツール)は子どもの論理的思考力を育てる優れたツールです。ただ、「プログラミング教育=AI教育」ではないことは理解しておく必要があります。
2つ目の傾向は「AIという言葉をWebサイトに入れているが、実際の授業でChatGPTやClaudeなどの生成AIを使った指導は行っていない」という教室です。「AI時代に対応したカリキュラム」という表現が使われていても、授業の実態がScratch中心であるケースは珍しくありません。
この2つの傾向に共通しているのは、「プログラミング」と「AI活用教育」を混同している、あるいは意図的に区別していない点です。子どもにプログラミングを学ばせたい保護者が「AI教育もやってくれる」と期待して入会すると、ギャップが生まれることがあります。
特定のスクールを批判しているのではありません。業界全体として「AI教育」という言葉の定義が曖昧なまま使われているという傾向を、情報として伝えています。保護者の方が選ぶ際に、この点を確認する視点を持ってほしいのです。
本当にAI教育ができるスクールを見極める3つのポイント
沖縄でChatGPT・Claude・Gemini(ジェミニ・※Googleが開発した生成AI)を含むAI教育に対応しているスクールを選ぶとしたら、私が確認すべきだと考えるポイントは3つです。
ポイントの1つ目は、講師が現場でAIを実際に使っているかどうかです。
「ChatGPTについて授業で説明する」ことと「仕事でChatGPTやClaudeを毎日使っている人間が教える」ことは、伝わるものがまったく違います。教科書的な知識でAIを説明することはできますが、「現場でどう使うか」「どこに落とし穴があるか」「ツールによってどんな違いがあるか」という実感を持って伝えられるのは、実際に使っている人間だけです。
講師が「今もIT・Web・システム開発の現場で働いているか」を確認することで、この点を判断できます。
ポイントの2つ目は、ChatGPT・Claude・Geminiなど複数のAIを横断的に教えているかどうかです。
ChatGPTだけを知っている状態と、ChatGPT・Claude・Gemini・NotebookLM(※Googleが提供する、PDFなどの資料を読み込ませてAIに質問できるツール)を使い比べた経験がある状態では、AI活用力の厚みが違います。ツールによって得意・不得意があり、「この用途にはClaudeが向いている」「この場面ではGeminiの方が精度が高い」という判断力が、AIを使いこなす力の一部になります。
1つのツールだけを「使えること」より、複数のツールを比較しながら「使い分けられること」の方が、2026年以降の現場では価値があります。体験授業や説明会で「授業でどんなAIツールを使っていますか」と聞いてみてください。答えが1つだけなら、その教室の対応が限定的である可能性があります。
ポイントの3つ目は、プログラミングとAIをセットで教えているかどうかです。
生成AIは「使うだけ」なら誰でもできます。しかし「なぜこのAIはこう動くのか」「AIに指示を出すとき、どういう構造で処理が行われているのか」を理解するためには、プログラミングの基礎的な考え方が支えになります。
変数(※データを一時保存する箱)・条件分岐(※「もし〇〇なら△△する」という処理)・繰り返し(※同じ処理を何度も実行する仕組み)——プログラミングの基礎概念を知っている子どもは、AIの動き方を「納得して理解する」ことができます。「なぜこのプロンプトでこう返ってきたのか」を考える基盤になるからです。
逆に、プログラミングを一切教えずにAIツールの使い方だけを教えるカリキュラムは、「ツールの操作を覚えるだけ」で終わるリスクがあります。ツールは変わります。でも「考える力」は変わりません。
クロスウェーブが上記3つを満たしている理由
私のスクールであるクロスウェーブが、なぜ上記3点を満たしていると言えるのかを、具体的にお伝えします。
まず、講師の現場経験について。私は今も官公庁・自治体のWebシステム開発プロジェクトマネージャーとして現役で働いています。月商1000万円を超えるECサイトの構築・運営、沖縄県内の自治体公式SNSの制作から運用まで担当してきました。米Google・Meta(Facebook)本社から自治体公式SNSの専門家として招待を受け、渡米した経験もあります。これらの業務の中で、ChatGPTやClaudeを実際のプロジェクトで活用しています。教科書で学んだ知識ではなく、現場の実戦経験をもとに教えています。
次に、複数のAIツールの活用について。授業の中でChatGPT・Claude・Gemini・NotebookLMなど複数のツールを実際に使い、「この場面にはどれが向いているか」を比較しながら体験できるカリキュラムを組んでいます。「1つのツールを使えるようにする」ではなく「AIというジャンルのツールを選んで使える判断力を育てる」という考え方です。
さらに、プログラミングとAIのセット教育について。クロスウェーブでは、Scratch(子ども向け入門)・MakeCode(マインクラフト用)・Python・JavaScriptという段階的な言語学習と、AIツール活用の両方を一貫したカリキュラムの中に組み込んでいます。プログラミングで「作る思考」を育てながら、AIを「道具として使いこなす判断力」を同時に育てることを目指しています。
実績の裏付けとして、沖縄マイクラ部は全国学生対抗Minecraftカップに4回連続で出場しており、第7回ではTBS賞(特別賞)を受賞しました。東京大学を会場とした全国大会の場で、沖縄の子どもたちがプレゼンした経験が、指導力の根拠になっています。
月謝・アクセス・無料体験について
現実的な話として、費用とアクセスも確認すべきポイントです。
クロスウェーブの月謝は8,800円(税込・通い放題)です。入会費は現在無料キャンペーン中です。沖縄のプログラミング・AI教育スクールの月謝相場と比較していただいても、通い放題という点を加味すると、コストパフォーマンスは高い水準にあると自負しています。
拠点は宜野湾市伊佐(宜野湾教室)とうるま市(うるま教室)の2か所です。中部エリアに住む方にとって、どちらかの教室が通いやすい範囲に入ると思います。送迎での来校も多く、駐車場についてはご予約時にご案内しています。
無料体験授業は随時受け付けています。「まず雰囲気を見てから決めたい」という段階でも歓迎しています。体験では実際に使っているツール(MakeCodeやAIツール等)を使いながら、30〜60分ほどの体験をしていただけます。「ChatGPTやClaudeを子どもに触らせたことがない」という状態からでも、体験授業の中で最初の一歩が踏み出せます。
まとめ。沖縄でAI教育を探している保護者の方へ
「沖縄でChatGPT・ClaudeなどのAIを教えてくれる教室」を探すとき、スクール名や広告の言葉だけで判断せず、「講師が現場でAIを使っているか」「複数のAIツールを横断的に教えているか」「プログラミングとセットになっているか」という3点を確認することをお勧めします。
「AI教育」という言葉は広がっていますが、中身はスクールによって大きく違います。体験授業や説明会で遠慮なく聞いてください。「どんなAIツールを授業で使っていますか」「講師の方は今もIT現場で働いていますか」——こうした質問に誠実に答えられるスクールを選んでほしいと思います。
クロスウェーブが「うちに来てほしい」という気持ちはもちろんあります。でも「まず無料体験で確かめてほしい」という方が正直な気持ちです。一度来てみて、合わなければそれで構いません。お子さんにとって最善の環境を選んでいただくために、比較の材料の1つとして使ってください。
公式LINEに「体験授業について聞きたい」と送るだけで大丈夫です。宜野湾・うるまのどちらが通いやすいかも、そこでご相談いただけます。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」
沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15 伊佐ビル2F
マイクラ部への参加方法
マイクラ部への参加を希望される方はLINEアカウントへ登録を頂くか、メールにて「webcrafts098@gmail.com」までご連絡をお願いします。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップへの参加を目指す仲間を募集しています。子供たちへのプログラミング教育として「Python」「Scratch」「MakeCode」「JavaScript」「Unity」「Godot」などを指導しています。動画編集講座(Premiere Pro・DaVinci Resolve・CapCut)やHTML/CSSでのWeb制作講座も開催中です。
マイクラカップ参加希望の方へ
マイクラカップへの参加を希望される方は、人数把握のため以下のフォームからも申請をお願いします。申込時はマインクラフト教育版のライセンス費用が発生いたします。
開催地域
沖縄県宜野湾市
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」にて開催しています。
沖縄県うるま市
FMうるまにて開催しています。
FMうるま
沖縄マイクラ部について
沖縄マイクラ部は教室ではなく、親子の勉強会というスタイルで運営しています。保護者の方も一緒に参加していただけますので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせ
お問い合わせはLINEオフィシャルアカウント、またはメール(webcrafts098@gmail.com)からお気軽にどうぞ。イベント情報は「開催イベント一覧」からご確認ください。