
「ゲームばかりして」から「ゲームを作る側」へ
「またゲームばかりして……」
そう思う気持ち、わかります。でも、少しだけ視点を変えてみてください。
ゲームに熱中できるということは、「世界の仕組みを直感で理解する力」と「問題が解けるまで粘り続ける力」を持っているということです。ゲームプログラマの世界では、これは非常に重要な素質です。
今の沖縄は、ゲームクリエイターという職業を現実として目指せる環境が整ってきています。リモートワーク(※インターネットを通じて自宅や遠隔地から仕事をすること)の普及で、東京の大手ゲーム会社のプロジェクトに沖縄から参加するエンジニアが増えています。Steam(スチーム・※世界最大のPCゲーム販売プラットフォーム)での個人開発・販売も、沖縄在住のまま挑戦できる時代になっています。
「遊ぶ側」から「作る側」へ変わる入り口は、今この瞬間にあります。お子さんのゲームへの熱量は、才能の入り口です。
ゲームクリエイターになるために必要なスキルとは
「ゲームクリエイター」という職業は、実はひとつではありません。ゲームを作る現場にはさまざまな役割があります。
ゲームプログラマ(※ゲームの動きや仕組みをコードで実装する技術者)は、キャラクターの動き・ゲームのルール・物理演算(※ゲーム内で重力や衝突などをリアルに再現する仕組み)などをプログラムで作る役割です。
ゲームプランナー・デザイナーは、ゲームの設計図を書く役割です。「どんなルールにするか」「キャラクターの能力をどう設定するか」「ステージの順番をどう設計するか」——ゲームの体験全体を組み立てます。
サウンドクリエイター(※ゲームのBGMや効果音を制作する専門職)は、プレイヤーの感情を音で動かす仕事です。BGM(※バックグラウンドミュージック、ゲーム中に流れる音楽)や効果音がゲームの没入感を大きく左右します。
3Dモデラー・グラフィッカーは、キャラクターや背景をデジタルで描く役割です。Blender(ブレンダー・※無料で使える3Dモデリングツール)などのツールを使って制作します。
沖縄でゲーム制作の仕事に就くためには、まずプログラマかプランナーとしての基礎を身につけることが現実的な入り口です。プログラムができて、かつゲームの設計もわかる人材は、沖縄のIT業界でも非常に希少です。
沖縄はリモートワークの先進地域でもあります。沖縄在住のゲームエンジニアが東京・大阪のゲーム会社のプロジェクトに参加するケースは、2021年以降明確に増えています。沖縄に住みながら、本土のゲーム業界の案件に携わるというキャリアは、今の沖縄では現実になっています。
ゲーム開発で使われる言語・ツール解説
ゲーム開発には、目的に応じてさまざまなツールと言語があります。沖縄でゲームクリエイターを目指す場合、以下の選択肢を知っておくことが重要です。
Unity(ユニティ)
Unity(ユニティ)は、世界でもっとも広く使われているゲームエンジン(※ゲームを作るための統合ツールセット)のひとつです。スマートフォンゲーム・PCゲーム・VRゲーム(※バーチャルリアリティを使ったゲーム)・ARゲーム(※現実の映像にデジタル情報を重ねるゲーム)など、ほぼあらゆるプラットフォームに対応しています。
Unityで使うプログラミング言語はC#(シーシャープ)です。C#はゲーム業界では広く採用されているテキスト言語(※文字でコードを書くプログラミング言語)で、Unityを使ってゲームを作った経験はそのまま就職・フリーランスの実績になります。
沖縄でもUnityを採用しているIT企業・ゲーム会社が存在しており、沖縄在住のUnityエンジニアへの需要は今後も伸び続けると見ています。「沖縄でゲーム開発の仕事をしたい」という高校生・大学生にとって、Unityはもっとも現実的な学習ターゲットのひとつです。
Roblox(ロブロックス)とLua(ルア)
Roblox(ロブロックス)は世界2億人以上が利用するオンラインゲームプラットフォーム(※複数のゲームをひとつのアプリで楽しめる大型サービス)です。そしてRoblox上のゲームを制作するツールがRoblox Studio(ロブロックス スタジオ)、そこで使う言語がLua(ルア)です。
Lua(ルア)はRoblox Studio専用に作られた言語ではなく、ゲーム開発・組み込みシステム・スクリプト処理(※繰り返し作業を自動化するプログラム)など、世界中の現場で広く使われているプログラミング言語です。文法がシンプルで、テキスト言語(※文字でコードを書く言語)の中でももっとも入りやすい言語のひとつです。
Roblox Studioの最大の魅力は、自分が作ったゲームを今日から世界中のプレイヤーに届けられることです。Robux(ロバックス・※ロブロックス内で使われる仮想通貨)を通じた収益化の仕組みもあり、子供が作ったゲームで実際に収益を得るケースも出ています。「作ったものが世界に公開される」という体験は、プログラミング学習の最強のモチベーションになります。
マインクラフト→Roblox Studioという移行は非常に自然です。3D空間でものを作る感覚を持った子供が、次にゲームをプログラムで動かすステップとして、Roblox StudioとLua(ルア)は最適な選択肢です。沖縄でロブロックスに熱中しているお子さんが、まさに「作る側」に踏み込む最初の一歩がここにあります。
Unreal Engine(アンリアルエンジン)
Unreal Engine(アンリアルエンジン)は、映画レベルのグラフィックを実現できるゲームエンジンです。フォートナイト(※世界的に人気のバトルロワイヤルゲーム)の開発元であるEpic Games(エピックゲームズ)が開発しており、業界最高峰のビジュアルを持つゲームの多くがUnreal Engineで作られています。
学習難易度はUnityより高いため、将来プロのゲームエンジニアを目指す高校生・大学生向けのステップです。Unreal Engineを習得していることは、就職市場での強いアピールポイントになります。沖縄でゲーム開発の仕事を目指す方の中長期的な目標として、Unreal Engineは非常に有力な選択肢です。
マインクラフト×MakeCode
マインクラフト(Minecraft・※Microsoft社が開発したブロックで自由に建築・冒険できるゲーム)とMakeCode(メイクコード・※マインクラフト専用のプログラミングツール)の組み合わせは、ゲームクリエイターへの入り口としてもっとも始めやすい選択肢です。
MakeCodeはビジュアルプログラミング(※文字を入力する代わりにブロックを組み合わせてプログラムを作る方法)を採用しており、プログラミングの3大概念、つまり順次処理(※上から順番に命令を実行すること)・条件分岐(※「もし〇〇なら△△する」という処理)・繰り返し(※同じ処理を何度も自動で行うこと)を「ゲームの中で」体で覚えることができます。
マイクラカップ(※マインクラフトを使って社会課題の解決策をテーマとする全国規模のゲーム制作コンテスト)での体験は、ゲーム設計力の育成において他の学習方法にはない深みがあります。「テーマを決めて・設計して・完成させて・発表する」というプロセスは、まさにゲーム開発の現場と同じ流れです。私たちクロスウェーブは第7回MinecraftカップでTBS賞を受賞しており、このプロセスの指導には自信があります。
沖縄でゲームクリエイターを目指す学習ロードマップ
沖縄でゲームクリエイターになるための学習ステップを、年代別に整理します。
小学生(入り口の段階)は、マインクラフト・Roblox・Scratch(スクラッチ・※MITが開発した子供向けビジュアルプログラミングツール)が最適です。「ゲームの仕組みはプログラムでできている」という感覚を体で覚えることが最初のゴールです。マイクラカップへの挑戦は、ゲーム設計力と発表力を同時に育てる沖縄での絶好の機会です。プログラミング能力検定(※経済産業省が後援する公式プログラミング資格試験)への挑戦も、この段階から始められます。
中学生(基礎を固める段階)は、Roblox StudioでLua(ルア)によるテキストコーディングを始めるタイミングです。JavaScript(ジャバスクリプト・※Webページを動かすためのブラウザで動く言語)の基礎も並行して学ぶことで、ゲームとWebの両方の土台が同時に育ちます。「自分のゲームを完成させてRoblox上で公開する」という体験を積んでおくと、その後の学習への意欲が格段に上がります。
高校生(本格化する段階)は、Unity(C#)への移行が現実的なタイミングです。ゲームの仕組みをすでに知っている状態でUnityを学ぶと、習得スピードがまったく違います。ポートフォリオ(※自分の実績をまとめた作品集)としてゲームを完成させることが、大学進学・就職・フリーランス活動のすべてで強みになります。沖縄の高校生がUnityの実績を持つことは、本土の同世代と比べてもアドバンテージになります。
大学生・社会人(展開する段階)は、Unity・Unreal Engineでのインディーゲーム開発や、Steam・App Storeでの公開・販売が射程に入ります。沖縄でゲームを作りながら、世界市場に届けるというキャリアが現実のものとなります。
インディーゲーム開発という選択肢
大手ゲーム会社に就職することだけが、ゲームクリエイターのゴールではありません。
インディーゲーム(※個人または小チームが作る独立したゲーム作品)の市場は、この10年で急速に拡大しています。Steam・Nintendo Switch・App Storeなどのプラットフォームでも、UnityやUnreal Engineで作ったゲームを個人販売できるようになっており、沖縄在住の個人クリエイターが世界市場に作品を届けることは、技術的に十分可能な時代になっています。
沖縄の文化・自然・歴史をテーマにしたゲームという発想は、グローバル市場での大きな差別化になります。沖縄の海・御嶽(※沖縄の聖域とされる自然の場所)・琉球の歴史。こうした沖縄固有の要素を世界に発信するゲームを作れるのは、沖縄にいる人間だけです。沖縄にいることが、強みになる世界がここにあります。
クロスウェーブで学べるゲーム開発
クロスウェーブでは、Unity・Roblox Studio(Lua)・マインクラフト(MakeCode)を使ったゲーム開発の指導を行っています。
クロスウェーブが持つ最大の強みは、「本物のゲーム制作を完成させて評価された実績」です。第7回MinecraftカップでTBS賞を受賞したということは、「ゲームのアイデアを形にして、審査員に伝わるクオリティで完成させた」という実績そのものです。教科書通りのプログラミング指導ではなく、「ゲームを最後まで作り上げる」という経験を子供から高校生に積ませることに、私たちは力を入れています。
対象は小学生から高校生・社会人まで対応しています。「ゲームが好き」という気持ちを入り口に、マインクラフトやRobloxから始めて、UnityやLua(ルア)を使った本格的なゲーム開発まで段階的に学べるカリキュラムを組んでいます。
プログラミング能力検定の対策も行っており、クロスウェーブは公式試験会場として登録されています。2026年5月から毎月受験できる体制が整っており、ゲーム開発の実技的な力と検定という形での証明の両方を、沖縄で同時に積み上げられる環境です。
沖縄・宜野湾市での受講は、毎週土曜日・日曜日の開講です。月謝8,800円(税込・土日通い放題)、入会費は現在無料キャンペーン中です。
沖縄のゲームクリエイター志望者へのメッセージ
「沖縄からゲームクリエイターを目指すのは難しい」と思っている方に、はっきり言いたいことがあります。
今の時代、ゲームは沖縄で作って世界に届けられます。Unityで作ったゲームはSteamで世界に販売できます。Roblox Studioで作ったゲームは今日から世界2億人に届きます。東京に引っ越す必要はありません。
沖縄の海と風の中で、世界に通じるゲームを作る。そういうクリエイターが沖縄から出てくる時代は、もう来ています。あとは一歩踏み出すかどうかだけです。
「ゲームが好き」という気持ちが、すでに才能の入り口です。その才能を育てる場所が、沖縄にあります。
無料体験のご案内
「うちの子、ゲームが好きだけどクリエイター志向があるかわからない」という段階でも、まず体験授業に来てみてください。
Roblox Studioやマインクラフトなどのツールを実際に触りながら、「作る楽しさ」を体感していただけます。所要時間は30〜60分で、パソコンは教室で用意しています。手ぶらで来ていただいて大丈夫です。
公式LINEに「ゲーム開発の体験授業を申し込みたい」と送っていただければ、すぐに対応します。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」
沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15 伊佐ビル2F
マイクラ部への参加方法
マイクラ部への参加を希望される方はLINEアカウントへ登録を頂くか、メールにて「webcrafts098@gmail.com」までご連絡をお願いします。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップへの参加を目指す仲間を募集しています。子供たちへのプログラミング教育として「Python」「Scratch」「MakeCode」「JavaScript」「Unity」「Godot」などを指導しています。動画編集講座(Premiere Pro・DaVinci Resolve・CapCut)やHTML/CSSでのWeb制作講座も開催中です。
マイクラカップ参加希望の方へ
マイクラカップへの参加を希望される方は、人数把握のため以下のフォームからも申請をお願いします。申込時はマインクラフト教育版のライセンス費用が発生いたします。
開催地域
沖縄県宜野湾市
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」にて開催しています。
沖縄県うるま市
FMうるまにて開催しています。
FMうるま
沖縄マイクラ部について
沖縄マイクラ部は教室ではなく、親子の勉強会というスタイルで運営しています。保護者の方も一緒に参加していただけますので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせ
お問い合わせはLINEオフィシャルアカウント、またはメール(webcrafts098@gmail.com)からお気軽にどうぞ。イベント情報は「開催イベント一覧」からご確認ください。