
Roblox Studioをはじめて開いたら、見慣れない文字が……
「Roblox Studioを開いたら、英語だらけのコードが出てきて、子供が『難しい』と言っています」
Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)を子供と一緒に使いはじめた保護者の方から、こういう声をよく聞きます。
たしかに、Roblox Studioのコード画面をはじめて見たときは戸惑います。ブロックを並べるだけだったScratch(スクラッチ・※MITが開発した子供向けビジュアルプログラミングツール)と違って、Roblox Studioではテキスト言語(※文字でコードを書くプログラミング言語)でプログラムを書きます。「これは大人がやるものでは?」と感じてしまう気持ちはよくわかります。
でも、ここで少しだけ待ってください。Roblox Studioで使うプログラミング言語の名前は、Lua(ルア)と言います。このLua(ルア)には、子供でも学べる理由がきちんとあります。Luaは世界中で使われている本格的な言語でありながら、テキスト言語の中では入門しやすい部類に入ります。「難しそう」というイメージは、Lua(ルア)の実態を知るとだいぶ変わるはずです。
Luaとはどんなプログラミング言語か
Lua(ルア)が生まれたのは1993年、ブラジルのリオデジャネイロ連邦大学です。「Lua」はポルトガル語で「月」という意味を持ちます。プログラミング言語に「月」という名前がついているのは珍しく、「シンプルで読みやすい言語を作りたい」という開発者の思想がその背景にあります。
Lua(ルア)はRoblox専用に作られた言語ではありません。ゲーム開発・組み込みシステム(※家電・車・機械に内蔵されたコンピューター)・スクリプト処理(※繰り返し作業を自動化するプログラム)など、世界中の現場で幅広く使われているプログラミング言語です。Roblox以外にも、著名なゲームエンジンや産業用機器の制御プログラムにも採用されています。
Lua(ルア)の最大の特徴は「軽量で読みやすい」ことです。コードがシンプルで、余計な記号が少なく、英語の文章を読むような感覚でプログラムの流れを追えます。これが子供でも習得しやすい大きな理由のひとつです。
Roblox Studioでは、より正確にはLuauと呼ばれるRoblox独自の拡張版Lua(ルア)が使われていますが、基本的な文法はLua(ルア)と同じです。Roblox StudioでLua(ルア)を覚えれば、Roblox以外の場面でも知識が活きます。
子供がLuaを学びやすい3つの理由
理由1:英語に近い文法で読みやすい
Lua(ルア)のコードには、if(もし)・then(そのとき)・end(終わり)・for(繰り返す)・print(表示する)など、英語の単語がそのまま使われています。
たとえば、スコアが100以上になったらクリアのメッセージを表示するコードはこう書きます。
if score >= 100 then
print("クリア!")
end
「もし(if)スコアが100以上なら(then)、クリアと表示(print)する。終わり(end)」。読み上げると、ほとんど英語の文章と同じです。Luaのコードは、プログラミング言語の中でもとくにこの「読みやすさ」が際立っています。
Scratch(スクラッチ)やMakeCode(メイクコード・※マインクラフト専用のプログラミングツール)でビジュアルブロックを学んだことがある子は、「もし〇〇なら△△する」という条件分岐(※「もし〇〇なら△△する」という処理)の概念をすでに知っています。Lua(ルア)は、その概念を「文字で書いた」だけとも言えます。ビジュアルで覚えた考え方が、テキストに変わっただけ。その感覚でLuaに入ると、思ったよりずっとスムーズです。
理由2:書いたコードがすぐゲームに反映される
Roblox StudioでLua(ルア)のコードを書くと、すぐにゲーム画面で結果が確認できます。
「コードを書いた→キャラクターが動いた」「数字を変えた→スコアが変わった」という即時フィードバック(※行動に対してすぐに結果が返ってくること)は、プログラミング学習の継続において非常に大きな意味を持ちます。Roblox Studio上でLua(ルア)のコードを1行書き換えるだけで、ゲームの動作が変わる瞬間を体験した子供は「プログラミングって、ゲームを動かす言葉なんだ」という感覚を持てます。この感覚が、Lua(ルア)を続けていく原動力になります。
理由3:エラーがわかりやすい
プログラミングを学ぶ子供が最初に直面する壁のひとつが、エラー(※プログラムに誤りがあるときに表示される警告メッセージ)です。コードを書いて動かしたら赤い文字でエラーが表示された。この体験で意欲をなくす子が多くいます。
Lua(ルア)のエラーメッセージは、プログラミング言語の中では比較的わかりやすい部類に入ります。「何行目の何がおかしいか」が明示されることが多く、「どこを直せばいいか」の手がかりが掴みやすいです。
もっと大切なことをお伝えすると、エラーは失敗ではありません。エラーは「ここが違う」というコンピューターからの返事です。プロのエンジニアも毎日エラーを出しながらコードを書いています。Roblox StudioでLua(ルア)を学ぶ過程でエラーと付き合うことは、「エラーを読んで直す」というエンジニアとしての基礎姿勢を自然に身につけることでもあります。
Luaで何ができるか——Roblox Studio内での活用例
Roblox StudioでLua(ルア)を使うと、ゲームの中でどんなことができるか具体的なイメージを持てるよう説明します。
キャラクターの動きの制御:プレイヤーが特定のエリアに入ったらスピードが上がる・ジャンプ力が変わるといった、ゲームの「感触」をLua(ルア)で制御します。
スコアの計算と表示:コインを取るたびにスコアが増える・敵を倒すたびにカウントされるといった、ゲームの「数値管理」もLua(ルア)の仕事です。変数(※データを一時的に保存する箱)を使ってスコアを保持し、画面に表示します。
アイテムの出現と消滅:時間が経つとアイテムが消える・プレイヤーが触れるとアイテムが出現する、といった「ゲームのリズム」もLua(ルア)でプログラムします。
ゲームのルール設定:制限時間の設定・ゲームオーバーの条件・クリア条件など、ゲームのルール全体をLua(ルア)で管理します。
プレイヤー同士のインタラクション(※相互作用・プレイヤー同士が影響し合う仕組み):マルチプレイヤーゲームで他のプレイヤーに影響を与えるアクションも、Lua(ルア)で実装できます。
Roblox Studioでゲームを作るとは、つまりLua(ルア)でこれらを組み合わせていく作業です。最初は「コインを取ったらスコアが増える」というシンプルなコードから始めて、徐々に複雑なゲームルールへと育てていきます。
LuaとScratch・MakeCode・Pythonの比較
Scratchとの比較
Scratch(スクラッチ)はビジュアルプログラミングで、ブロックをドラッグ&ドロップするだけでプログラムが作れます。Lua(ルア)はテキスト言語で、文字でコードを書きます。これが最大の違いです。
ただし、プログラミングの本質的な概念(条件分岐・繰り返し・変数)はScratchでもLua(ルア)でも同じです。Scratchで「もし〇〇ならば〜」というブロックを使ったことがある子は、Lua(ルア)の if ... then ... end を見たとき「あ、これと同じだ」と感じます。Scratchで培った「プログラムの考え方」は、Lua(ルア)への移行でそのまま活きます。
MakeCode(マインクラフト)との比較
MakeCode(メイクコード)もビジュアルプログラミングから始められますが、慣れてくると同じコードをJavaScript(ジャバスクリプト・※Webページを動かすためのブラウザで動く言語)のテキストで書く画面に切り替えられます。MakeCodeのJavaScriptモードを使った経験がある子は、テキストでコードを書く感覚をすでに持っているため、Lua(ルア)への移行がとくにスムーズです。
Lua(ルア)とJavaScriptは同じテキスト言語であり、変数の作り方・条件分岐の考え方・繰り返しの書き方が似た構造を持っています。「マイクラでコードを書いたことがある」という経験は、Roblox StudioでLua(ルア)を学ぶ上で大きなアドバンテージになります。
Pythonとの比較
Python(パイソン・※現在世界でもっとも普及しているプログラミング言語のひとつ)とLua(ルア)は、文法的に共通点が多いテキスト言語です。変数の定義の仕方・条件分岐・繰り返し・関数(※処理をひとまとめにした命令の塊)の書き方など、概念レベルでの一致が多く、Lua(ルア)を学んだ子がPythonに移行するのは想像よりずっとスムーズです。
役割の違いとして整理すると、Lua(ルア)はゲーム開発・Roblox Studioでの制作という「作る楽しさの入り口」であり、PythonはAI・データサイエンス・Web開発・自動化という「より広い世界への扉」です。Roblox StudioでLua(ルア)を使いこなした子が、次のステップとしてPythonを選ぶのは非常に自然な流れです。
Luaからのステップアップロードマップ
Lua(ルア)を起点にした学習の流れを整理します。
Scratch(スクラッチ)→ MakeCode(ビジュアル)
↓ ビジュアルで概念を体で覚える
Roblox Studio × Lua(ルア)
↓ テキスト言語の書き方・読み方を習得
Python(パイソン)
↓ AI・データ処理・Web開発へ
JavaScript(ジャバスクリプト)
↓ Webアプリ・フロントエンド開発へ
Unity × C#(シーシャープ)
↓ 本格的な3Dゲーム開発へ
それぞれのステップで共通しているのは、「条件分岐・繰り返し・変数・関数」という4つのプログラミングの基礎概念です。この4つをLua(ルア)で体で覚えた子は、どの言語に移っても「これは知ってる」という感覚で学習を進められます。Lua(ルア)はゴールではなく、プログラミングという広い世界への最初の一歩です。
クロスウェーブでのLua指導
クロスウェーブでは、Roblox Studio×Lua(ルア)を使ったゲーム制作の指導を行っています。
指導の基本的な流れは、まずRoblox Studioの画面操作と基本的なパーツ配置から始め、Lua(ルア)の基礎(変数・条件分岐・繰り返し)を少しずつ学びながら、「自分のオリジナルゲームを完成させる」というゴールに向かって進めます。「授業で決まったコードを写す」のではなく、「自分が作りたいゲームのためにLuaのコードを学ぶ」という順序で指導しています。
MakeCodeからLua(ルア)への移行タイミングの目安としては、マインクラフト×MakeCodeでビジュアルプログラミングの基礎(条件分岐・繰り返し・変数)を使った経験があること、Roblox(ロブロックス)で遊んだことがあって「自分でもゲームを作りたい」という気持ちがあること。この2つが揃ったタイミングが、もっとも学習効果が出やすいです。
プログラミング能力検定(※経済産業省が後援する公式プログラミング資格試験)の対策も行っており、クロスウェーブは公式試験会場として登録されています。2026年5月から毎月受験できる体制が整っており、Lua(ルア)で培った論理的思考力は検定試験でも直接役立ちます。
沖縄・宜野湾市での受講は、毎週土曜日・日曜日の開講です。月謝8,800円(税込・土日通い放題)、入会費は現在無料キャンペーン中です。
よくある質問
英語が苦手でもLuaは学べますか?
学べます。Lua(ルア)のコードに出てくる英語の単語は if・then・end・for・print など限られた単語だけです。これらの意味を日本語で説明しながら覚えていくので、英語の知識がほとんどない小学生でもLua(ルア)の学習は可能です。「英語が苦手だからRoblox Studioは無理」という心配は、まったく不要です。
Luaを学んでもRoblox以外で使えますか?
使えます。Lua(ルア)はRoblox Studio専用の言語ではなく、ゲーム開発の現場や組み込みシステムでも広く使われているプログラミング言語です。またLua(ルア)を学ぶことで身につく「テキスト言語の考え方」は、PythonやJavaScriptに移行するときに直接活きます。Roblox Studioを卒業した後も、Lua(ルア)で学んだ知識はムダになりません。
何歳くらいからLuaは始められますか?
目安として、小学4〜5年生以上が集中力・理解力の面でスムーズに取り組める年齢です。ただし、Scratch(スクラッチ)やMakeCode(メイクコード)でビジュアルプログラミングの経験がある子は、年齢よりも「経験があるか」の方が重要な判断基準になります。「うちの子はいつから始められるか」という相談は、体験授業で実際に試しながら一緒に判断しますので、まずはお気軽にご連絡ください。
公式LINEに「Roblox StudioとLuaについて聞きたい」と送っていただければ、すぐにご案内します。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」
沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15伊佐ビル2F
クロスウェーブ(沖縄マイクラ部)への参加方法
無料体験会へのご参加やコースに関するご相談は、公式LINEアカウントへご登録いただくか、メールにて「webcrafts098@gmail.com」までお気軽にご連絡ください。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップ全国大会への挑戦・入賞を目指す仲間を募集しています。当校では、目先の楽しさだけで終わらせず、将来の選択肢を広げる本格的なプログラミング教育(Python、Scratch、MakeCode、JavaScript、Unity、Godot)をはじめ、実务に直結する動画編集講座(Premiere Pro、DaVinci Resolve、CapCut)や、HTML/CSSによるWeb制作講座まで、一貫した次世代デジタルスキルを指導しています。
マインクラフトカップ参加をご希望の方へ
大会への参加を希望される方は、チーム編成および人数把握のため、以下の専用フォームよりお申し込みをお願いいたします。※申込時はマインクラフト教育版のライセンス費用が別途発生いたします。
各教室の開講地域
沖縄県宜野湾市(宜野湾ラボ)
メイン拠点となる宜野湾ラボ(伊佐ビル2F)にて、各専門コースの対面レッスンを開講しています。国道58号線沿いでアクセスが良く、専用駐車場も完備しているため、那覇市や糸満市など遠方からの送迎もスムーズです。
沖縄県うるま市(うるま校)
コミュニティ中枢であるFMうるま特設会場にて、定期講座および地域連携のデジタルイベントを開催しています。
次世代クリエイターを育てる私たちの理念
私たちは、単にお子様にツール操作を教えるだけの習い事教室ではありません。30年のIT実務経験と官公庁品質の厳格な「情報設計」のノウハウをベースに、お子様が持つ「熱狂」を一生物の論理的思考力へと昇華させるための教育機関です。保護者の皆様も安心してお子様の学びを共有・見守っていただける、最も安全で信頼できるクリエイティブ環境を提供いたします。
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