
「ScratchとMakeCode、どちらから始めればいい?」は最もよく聞かれる質問のひとつ
体験授業のお申込みや問い合わせで、とくに多く届くのがこの質問です。
「Scratch(スクラッチ)とMakeCode(メイクコード)、どちらから始めたらいいですか?」
スクラッチの名前は学校の授業で聞いたことがある。メイクコードはマインクラフトと関係があると聞いた。でもどちらを先に学べばいいのかわからない——そんな保護者の方がとても多いのです。
Scratch(スクラッチ)とMakeCode(メイクコード)の両方を子供たちに指導してきた立場から、正直にお答えします。「どちらが優れているか」ではなく、「今のお子さんには何が向いているか」で選ぶのが正解です。
この記事では、スクラッチとメイクコードを5つの観点から比較しながら、お子さんの性格や状況に合わせた選び方をわかりやすくお伝えします。
そもそも何が違うのか——基本的な整理
比較する前に、Scratch(スクラッチ)とMakeCode(メイクコード)がそれぞれどんなツールなのかを整理しておきましょう。
Scratch(スクラッチ)の特徴
Scratch(スクラッチ)は、MIT(マサチューセッツ工科大学)が開発した子供向けビジュアルプログラミング(※文字を入力する代わりに、ブロックを組み合わせてプログラムを作る方法)ツールです。無料で使えて、2D(平面)の画面上でキャラクターを動かしながらプログラムを作ります。
スクラッチで作れるものは多様で、オリジナルゲーム・アニメーション・音楽・クイズ・物語など、子供の想像力次第でさまざまな作品が生まれます。コンテストとしては、宜野湾プログラミングコンテストやTech Kids Grand Prix(テック・キッズ・グランプリ)への参加機会があります。
MakeCode(メイクコード)の特徴
MakeCode(メイクコード)は、Microsoft(マイクロソフト)が開発した教育向けプログラミング環境(※プログラムを書いて実行するためのツール一式のこと)です。Minecraft(マインクラフト)の教育版と連携して、3D空間でプログラムを実行できます。
メイクコードのもっとも大きな特徴は、ブロックモード→JavaScript(ジャバスクリプト)(※WebやアプリなどWeb・アプリ開発で広く使われるプログラミング言語)→Pythonまで、同じ画面内で段階的に移行できることです。コンテストとしてはマイクラカップが代表的で、クロスウェーブはマイクラカップ沖縄代表として全国大会に出場し、TBS賞を受賞しています。
5つの観点で徹底比較
Scratch(スクラッチ)とMakeCode(メイクコード)を5つの観点から比較します。どちらが優れているかではなく、それぞれの特性を理解することが目的です。
観点1:難易度・始めやすさ
Scratch(スクラッチ)はマウス操作だけで始められます。文字が読めない低学年の子供でも画面を見ながら操作できるため、プログラミングの入門として最適です。
MakeCode(メイクコード)のブロックモードも直感的に始められますが、マインクラフトの基礎的な操作(移動・建築・採掘など)をある程度知っていることが前提になります。マインクラフトに慣れている子供なら、メイクコードのブロックモードへはスムーズに入れます。
まったくのプログラミング未経験ならScratch(スクラッチ)が一歩リードしています。
観点2:学べるプログラミングの深さ
Scratch(スクラッチ)はビジュアルプログラミングに特化しています。プログラミングの基礎概念を学ぶには非常に優れていますが、より本格的なテキスト言語(コードを文字で書く言語)への移行は、別のツールを使う必要があります。
MakeCode(メイクコード)は同じ画面内でブロックモード→JavaScript→Pythonと移行できます。「コードを文字で書くことへの恐怖」が自然に薄れていく仕組みが備わっており、この点ではメイクコードのほうが深い学習へのルートが明確です。
観点3:作れるものの種類
Scratch(スクラッチ)はゲーム・アニメーション・音楽・クイズ・物語など多様な作品が作れます。「自由な創造」に向いていて、子供が思い描くものをそのまま形にできる幅の広さがあります。
MakeCode(メイクコード)は、マインクラフトの世界の中での建築・自動化・オリジナルゲーム制作が中心です。「マインクラフトがプログラムで自由に動かせる」という体験が、子供にとって強烈な達成感につながります。
どちらが良いかではなく、「何を作りたいか」によって選ぶべきツールが変わります。
観点4:全国大会・コンテストへの繋がり
Scratch(スクラッチ)は複数のコンテストに出場できます。宜野湾プログラミングコンテストやTech Kids Grand Prix(1次審査通過で三次審査に直進できる大会)、プログラミング能力検定など、スクラッチの作品や資格をポートフォリオ(※自分の作品・実績をまとめたもの)として活かす機会が豊富です。
MakeCode(メイクコード)のコンテストは、マイクラカップが代表的です。全国大会まである本格的な大会で、クロスウェーブは第6回・第7回マイクラカップ沖縄代表として出場し、第7回ではTBS賞を受賞しました。「全国大会に出たい」という目標があるなら、メイクコードの学習が直接的につながります。
観点5:将来の言語への繋がり
Scratch(スクラッチ)からMakeCode(メイクコード)、そしてPythonへという流れが、もっとも自然な学習ルートです。
スクラッチで「条件分岐(※もし〜ならば〜するという命令の仕組み)」「繰り返し(※同じ処理を何度も実行すること)」「変数(※データを入れておく箱のようなもの)」という3つの基礎概念を身につけてからメイクコードに移行すると、学習が加速します。
MakeCode(メイクコード)はJavaScriptへの直接的な橋渡しにもなります。メイクコードのブロックを操作すると画面上に自動生成されるJavaScriptのコードを見ることで、自然にテキスト言語の感覚が身についていきます。
子供の性格・状況別おすすめ
「何が向いているか」は子供によって違います。以下を参考に、お子さんに合う選択肢を考えてみてください。
こんな子にはScratch(スクラッチ)からおすすめ
プログラミングが完全な初体験の子供や、マインクラフトをほとんど知らない子供には、Scratch(スクラッチ)からのスタートがおすすめです。幼稚園〜小学2年生の低学年でも、スクラッチは無理なく始められます。
キャラクターを動かす・アニメーションを作る・音楽をつけるといった、見た目で成果がわかりやすい作業が好きな子供にも、スクラッチは向いています。
こんな子にはMakeCode(メイクコード)からおすすめ
マインクラフトにすでにハマっている子供には、MakeCode(メイクコード)からのスタートが効果的です。好きなゲームの世界でプログラムが動く体験が、学習意欲を一気に高めます。
Scratch(スクラッチ)を経験済みの子供や、マイクラカップへの参加を目指している子供にも、メイクコードは最適なステップです。3D空間での設計・建築に興味がある子供は、メイクコードの世界へ飛び込む速度が早い傾向があります。
両方やるべき子
将来的に本格的なプログラミングを目指す子供や、複数のコンテストに参加したい子供は、Scratch(スクラッチ)とMakeCode(メイクコード)の両方を学ぶのがおすすめです。スクラッチで基礎概念を固めてからメイクコードに移行すると、学習効率が格段に上がります。
推奨学習ルート
最終的な学習ルートをまとめると、以下の流れがもっとも自然です。
Scratch(スクラッチ)でプログラミングの基礎概念を学ぶ→MakeCode(メイクコード)のブロックモードでマインクラフト×プログラミングを体験する→MakeCodeのJavaScriptモードで本格的なテキスト言語に触れる→Pythonで応用的なプログラミングを学ぶ→Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)・Unity(ユニティ)などのゲーム開発環境へと発展していく。
このすべてのステップを、クロスウェーブではひとつの教室で学ぶことができます。「スクラッチからはじめて、メイクコードに移行して、将来はゲームエンジンまで学びたい」というご家族にとって、学習の継続性を保ちながら進められる環境が整っています。
とくに「マイクラカップで全国大会に出たい」という明確な目標がある子供には、Scratch(スクラッチ)で基礎を固めながらMakeCode(メイクコード)の指導に力を入れ、大会本番に向けた実践的なサポートを行っています。
まとめ:どちらが正解ではなく「今の子供に何が向いているか」で決める
Scratch(スクラッチ)とMakeCode(メイクコード)は、どちらが優れているわけではありません。どちらも子供のプログラミング学習を豊かにしてくれる、優れたツールです。
判断のポイントは3つです。
ひとつ目は、マインクラフトへの興味の強さです。マインクラフトが大好きな子供には、メイクコードが強力なモチベーションになります。
ふたつ目は、プログラミングの経験です。スクラッチの経験がある子供は、メイクコードへの移行がスムーズです。まったくの未経験なら、スクラッチからのスタートが安心です。
みっつ目は、目指すコンテストや目標です。マイクラカップを目指すならメイクコード、宜野湾プログラミングコンテストやTech Kids Grand Prixを目指すならスクラッチが直接的に役立ちます。
「うちの子にどちらが向いているかわからない」という場合は、ぜひ無料体験授業でレベルチェックを受けてみてください。
無料体験でレベルチェックを受けてください
クロスウェーブでは、Scratch(スクラッチ)とMakeCode(メイクコード)の両方に対応した無料体験授業を随時実施しています。
体験授業ではお子さんの現在の状況を確認しながら、スクラッチから始めるか、メイクコードから始めるか、または両方を並行して学ぶかを一緒に相談できます。「何から始めたらいいかわからない」という方にこそ、ぜひご活用いただきたい機会です。
体験授業のお申し込みは公式LINEから受け付けています。お気軽にご連絡ください。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」
沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15 伊佐ビル2F
クロスウェーブ(沖縄マイクラ部)への参加方法
無料体験会へのご参加やコースに関するご相談は、公式LINEアカウントへご登録いただくか、メールにて「webcrafts098@gmail.com」までお気軽にご連絡ください。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップ全国大会への挑戦・入賞を目指す仲間を募集しています。当校では、目先の楽しさだけで終わらせず、将来の選択肢を広げる本格的なプログラミング教育(Python、Scratch、MakeCode、JavaScript、Unity、Godot)をはじめ、実务に直結する動画編集講座(Premiere Pro、DaVinci Resolve、CapCut)や、HTML/CSSによるWeb制作講座まで、一貫した次世代デジタルスキルを指導しています。
マインクラフトカップ参加をご希望の方へ
大会への参加を希望される方は、チーム編成および人数把握のため、以下の専用フォームよりお申し込みをお願いいたします。※申込時はマインクラフト教育版のライセンス費用が別途発生いたします。
各教室の開講地域
沖縄県宜野湾市(宜野湾ラボ)
メイン拠点となる宜野湾ラボ(伊佐ビル2F)にて、各専門コースの対面レッスンを開講しています。国道58号線沿いでアクセスが良く、専用駐車場も完備しているため、那覇市や糸満市など遠方からの送迎もスムーズです。
沖縄県うるま市(うるま校)
コミュニティ中枢であるFMうるま特設会場にて、定期講座および地域連携のデジタルイベントを開催しています。
次世代クリエイターを育てる私たちの理念
私たちは、単にお子様にツール操作を教えるだけの習い事教室ではありません。30年のIT実務経験と官公庁品質の厳格な「情報設計」のノウハウをベースに、お子様が持つ「熱狂」を一生物の論理的思考力へと昇華させるための教育機関です。保護者の皆様も安心してお子様の学びを共有・見守っていただける、最も安全で信頼できるクリエイティブ環境を提供いたします。
イベント情報とお問い合わせ
個別のご質問やご相談は、LINEオフィシャルアカウントまたはメールからいつでもお気軽にどうぞ。スクールが主催する最新のワークショップやイベント情報は「開催イベント一覧(connpass)」からご確認いただけます。