
「Scratchは一通りやった。次、何すればいい?」
沖縄プログラミングスクールでゲーム制作を続けている子どもたちも、同じ宜野湾プログラミングコンテスト2026を目標に走っています。ScratchやMakeCode Arcadeに加え、ロブロックス(Roblox)Studioで学ぶ道も、提出できる作品づくりにつながります。
沖縄の中学生から、いちばん多い質問です。保護者の方からも、「うちの子、次の一歩がわからないみたい」と相談されます。教室は卒業した。でも次の言語は多すぎる。ゲームも作りたい。探究もある。部活もある。優先順位が散らかる時期ですよね。
答えは一つではありません。でも、方向はあります。
文法を増やすより、作品を残す。新しい言語の名前を暗記するより、遊べる・使える・説明できるものを一つ持つ。これが、Scratchの次です。完璧なエンジニアになる必要はありません。まずは小さな完成を一つ。
今日は、Scratchの次に挑戦したいことを5つにまとめます。全部やらなくて大丈夫。今週は1つだけ選んでください。保護者の方にも、「うちの子の次の一歩」が見える内容にしています。
沖縄のプログラミング教室・スクールで学んだあと、作品を残す
中学生は宜野湾プログラミングコンテストの対象外ですが、沖縄のプログラミング教室やプログラミングスクールで培った「作って出す」感覚は、そのまま探究やポートフォリオに活きます。詳しくは プログラミングスクール詳細 をご覧ください。
先に確認|宜野湾プログラミングコンテストは小学生対象
宜野湾プログラミングコンテスト2026の応募資格は、沖縄県宜野湾市在住の小学生、または宜野湾市のスクールに通う小学生です。中学生はこの大会には応募できません。ここは正確に伝えておきます。資格外の大会に申し込もうとしないでください。
それでも、この記事を読む意味はあります。作品を作り、説明し、記録する力は、中学生の探究・発表・将来のポートフォリオに直結するからです。大会の仕組みを知っておくと、弟妹が挑戦するときの応援役にもなれます。
参考までに、公式事実を短くまとめます。応募期間は2026年7月1日から9月30日。締切は2026年9月30日(水)23:59。対象はオリジナルのプログラミング作品で、ハードウェアが必要な作品は不可。テーマは自由。賞は最優秀賞、二位、三位。主催はクロスウェーブ、後援は宜野湾市教育委員会、協力はTech Kids Grand Prix運営事務局です。大会概要は変更の可能性もあるため、最新は公式で確認してください。
小学生の弟妹がいる家庭なら、いっしょに作品づくりを応援するきっかけにもなります。中学生のお兄さん・お姉さんがデバッグ役や説明の添削役になるのも、とても良い経験です。人に教えると、自分の理解も深まります。
沖縄・宜野湾プログラミングコンテスト2026について詳しくはこちら
MakeCode Arcadeで“完成したゲーム”を量産する
Scratchの次として、まずおすすめしやすいのがMakeCode Arcadeです。
短期間で遊べる一本を作りやすいのが特徴です。アクション、迷路、シューティング、クイズなど、ジャンルを変えながら「完成」の回数を増やせます。中学生にとって大事なのは、未完成の大作より、遊べる小作を何本も持つこと。ルール設計の感覚が育ちます。
たとえば、沖縄の海を舞台にした避けゲー。市場で食材を集める収集ゲーム。台風前に窓を閉めて回るアクション。短くても、開始からクリアまで通れば立派な作品です。見た目が仮でも、最後まで遊べれば合格点です。
Scratchで「動く」まではできた人が、次に詰まりやすいのは「最後まで遊べる形にする」ところです。MakeCode Arcadeは、その完成体験を短く積めるので、自信が戻りやすいです。完璧な大作を1本狙うより、小さな完成を3本持つ方が、次の挑戦につながります。タイトル、遊び方、終わり方を毎回そろえる練習にもなります。
保護者の方は、「またゲーム?」と感じるかもしれません。でも、短い完成を繰り返すと、計画の立て方が変わります。何を最初に作るか。どこで止めるか。人に見せる前に何を直すか。ゲームという形を通して、制作の型が身につきます。部活の合間に週末1本、くらいのペースでも十分です。
Pythonで「計算・自動化・小さな道具」を作る
ゲームだけが作品ではありません。
Pythonなら、データ整理、クイズの問題生成、簡単な計算ツールなど、「役に立つ」をテーマにできます。テスト勉強用の単語クイズ生成。おこづかいの記録を集計する道具。調べ学習の結果を表にまとめるスクリプト。こうした小さな道具は、探究学習とも相性がいいです。
文法暗記だけで終わらせないでください。「誰の何の困りごとを軽くするか」を決めてから作ると、必要な文法だけが自然に集まります。変数、条件分岐、繰り返し。作品に必要なものから学べば、暗記地獄になりにくいです。教科書の順番どおりに全部覚える必要はありません。
最初の作品は、テキストだけで十分です。画面が派手でなくても、「入力して、処理して、結果が出る」まで通れば作品です。見た目は後から足せます。先に完成させる習慣が、中学生のプログラミングでは特に大事です。エラーが出ても、失敗ではなくヒントだと思ってください。1行ずつ直す練習が、次の力になります。
学校の課題提出や探究のまとめに使える道具だと、続けやすいです。「先生に見せられる」「家計簿の代わりに使える」など、日常にひっかかるテーマを選ぶと、作り終えたあとの満足感が違います。派手さより、使えるかどうか。ここがPythonの面白いところです。
JavaScriptでブラウザ作品を作る
URLで見せられる強さがあります。
友達にリンクを送って遊んでもらえる。発表会でも、端末を開いてすぐ見せられる。中学生・高校生にとって、この「見せやすさ」は大きなモチベーションになります。Webクイズ、クリックで進むストーリー、簡単なWebゲーム。最初は小さくて大丈夫。自分のURLで動く作品を1つ持つことが目標です。
Scratchの共有に慣れている人なら、感覚は近いです。違いは、HTMLやCSSと組み合わせて、見た目や配置をより細かくコントロールできる点。最初から全部やらなくていいです。ボタンと文字だけでも、立派なインタラクティブ作品になります。スマホでも押せる大きさにするだけで、完成度が上がります。
沖縄あるあるクイズや、観光地を当てる一問一答は、友達に送りやすい題材です。地元ネタは説明が少なくても伝わるので、初見の人にも遊んでもらいやすいです。「作った」だけでなく「見せた」まで行くと、改善点が一気に見つかります。
中学生のうちに「リンクを送って感想をもらう」経験をしておくと、高校生になってからの作品づくりが楽になります。自分だけでは気づけないつまずきが、友達の一言で見つかるからです。完璧な公開より、信頼できる人への小公開からで大丈夫です。
作品紹介文・紹介動画に挑戦する
作る力と伝える力は別スキルです。
中学生のうちに両方やる価値があります。紹介文では「なぜ作ったか」「工夫した点」「失敗して直した点」を短く書く。動画なら、画面録画で操作しながら1〜2分説明する。学校の発表、探究のまとめ、将来の自己PRでも、この練習は生きます。長く話す必要はありません。短い方が頭に残ります。
受験に必ず有利、という断定はできません。でも、「何を作ってきたか」を語れる材料にはなります。立派な言葉を無理に作る必要はありません。正直な動機がいちばん強いです。「弟が迷わないように操作を簡単にした」「台風の備えを楽しく学びたかった」。そのくらいで十分です。
保護者の方が代わりに文章を書いてしまうと、本人の実感が薄くなります。聞き役に回って、「もう少し詳しく聞かせて」と返すだけで、説明は育ちます。親の文章より、子どもの言葉の方が強いです。
紹介文は、提出物のためだけのものではありません。半年後の自分が読むメモにもなります。「あのとき何を考えていたか」が残っていると、次の作品のテーマが決めやすくなります。きれいな文章より、事実と工夫が書いてあるメモを優先してください。
デバッグした一本をポートフォリオに残す
うまくいった記録より、直した記録。
動かなかった日、原因を疑った日、直して遊べるようになった日。その過程をメモしておくと、探究学習の材料になります。おすすめの残し方はシンプルです。作品のスクリーンショット。直す前後の違い。次に作りたいことを1行。きれいなサイトがなくても、フォルダとメモで十分スタートできます。
「習っている」だけで終わらせないコツは、ここにあります。作品名、目的、工夫、改善。この4つが残っていれば、半年後でも語れます。賞状がなくても、活動の記録としては十分です。ファイル名に日付を入れておくと、後から探しやすいです。
Scratch時代にコンテストへ出した経験がある人は、そのときの「人に見せる意識」を次の言語でも活かしてください。道具が変わっても、見せる前提で直す習慣は同じです。宜野湾の大会には出せなくても、学校の発表や将来の挑戦にそのまま使えます。
ポートフォリオというと、立派なサイトを想像しがちです。でも最初は、デスクトップのフォルダ一つで十分です。中学生のうちに「残す場所」を決めておくだけで、あとから集め直す手間が減ります。写真と短いメモがあれば、発表の前夜に慌てにくくなります。
保護者へ|「次がわからない」で止まらせない
中学生は「次がわからない」で止まりやすい時期です。部活、勉強、友人関係。優先順位が散らかると、プログラミングは後回しになりがちです。「うちの子、やる気がないのかな」と心配する前に、次の一歩が見えていないだけ、という場合も多いです。
教室やコンテストの経験を、次の作品テーマに翻訳してあげてください。Scratchでクイズを作ったなら、Pythonで問題自動生成に挑戦。マイクラが好きなら、MakeCode Arcadeで同じ世界観のミニゲーム。発表が苦手なら、紹介動画を1本だけ撮る。大きな目標より、今週できる1歩が大事です。
弟妹が宜野湾プログラミングコンテストに出るなら、中学生のお兄さん・お姉さんがデバッグ役や説明の添削役になるのも良い経験です。人に教えると、自分の理解も深まります。「まだ早い」と思わず、教える側の練習にもしてみてください。締切の9月30日23:59に向けて、家族でカレンダーを共有するのもおすすめです。
受験に直結する魔法ではありません。でも、完成させて説明する経験は、進路の話をするときの材料になります。過大に期待せず、でも「何も残らない」とあきらめる必要もありません。
「部活で疲れていて、コードを書く気力がない日」もあると思います。そういう日は、紹介文を3行だけ書く。スクリーンショットを撮る。次に直したい点を1つメモする。制作をゼロにしない工夫があると、再開が楽になります。保護者が全部管理しなくても、「今日はどれにする?」と選択肢を出すだけで十分です。
今週やるなら、この順番
全部やらなくて大丈夫。今週は1つだけ選んでください。
MakeCode Arcadeで遊べるミニゲームを1本完成させる。PythonかJavaScriptで「誰かのための道具」を1つ作る。既存作品の紹介文を10行書く。直した記録をメモに残す。どれか一つで十分です。全部やろうとすると、また止まります。
週末にまとめてやるより、平日15分を2回の方が続きやすい子もいます。逆に、土日に集中した方が進む子もいます。大事なのは、自分の生活リズムに合う完成の単位を見つけることです。沖縄の中学生は、部活や塾と並行している人が多いからこそ、サイズ感が命です。
Scratchの次は、新しい言語名を覚えることではありません。作品として残し、人に見せ、改善する習慣をつくることです。沖縄の中学生のみなさん、まずは小さな完成を一つ。そこから景色が変わります。宜野湾の大会は小学生対象でも、作品を残す力は中学生の武器になります。今日の1歩から、始めてみませんか。
沖縄プログラミングスクールで、ゲーム制作と宜野湾プログラミングコンテストへ
宜野湾の沖縄プログラミングスクール・沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、ScratchやMakeCode Arcadeでのゲーム制作に加え、ロブロックス(Roblox)Studioを使ったプログラミング学習も行っています。教室で作った作品を、宜野湾プログラミングコンテスト2026へつなぐ伴走——提出前の見直し、紹介文の添削、動画の見せ方まで、現場で一緒に整えられます。
ロブロックス(Roblox)コース詳細 プログラミングスクール詳細 沖縄・宜野湾プログラミングコンテスト2026の詳細
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この記事を書いたのは、沖縄マイクラ部・クロスウェーブ代表の鈴木孝昌です。すずきたかまさ(鈴木孝昌)プロフィール ― 沖縄マイクラ部・クロスウェーブ代表 もご覧ください。
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