
TBS賞受賞のチームが使っていたのが、MakeCode(メイクコード)だった
「TBS賞を受賞したあの作品に、MakeCodeを使った仕掛けがなかったら、あの完成度には届かなかった」
第7回マイクラカップ全国大会でTBS賞を受賞したとき、私が確信したことです。マインクラフトのワールドを丁寧に作ることは大前提です。でも、作品を「審査員が実際に体験できるもの」に変えたのは、MakeCode(メイクコード)によるプログラムの力でした。
マイクラカップの全国大会には、日本中から精鋭チームが集まります。見た目が美しいワールドを作れるチームはたくさんいます。その中でとくに評価される作品は、「見ているだけでは終わらない、体験できる」という要素を持っているものです。
MakeCode(メイクコード)は、マインクラフトのワールドにプログラムで命令を与え、「動く」「反応する」「自動で動作する」という体験を作り出せるツールです。メイクコードを活用できるかどうかが、マイクラカップ上位入賞を目指す作品の明暗を分けます。
この記事では、TBS賞受賞の経験を持つ私が、マイクラカップを目指すチームに向けて、MakeCode(メイクコード)の具体的な活用方法を実践的な観点からお伝えします。
マイクラカップでMakeCode(メイクコード)が重要な理由
マイクラカップの審査基準は、ワールドの見た目や創造性だけでなく、「どんな社会課題を解決しようとしているか」「その意図がワールドの中に表現されているか」という観点も含まれます。
この「表現」の部分でもっとも大きな力を発揮するのが、MakeCode(メイクコード)です。
「見た目だけのワールド」と「プログラムで動くワールド」では、審査員への印象が根本的に違います。ただ建物が並んでいるだけのワールドは、どれだけ精巧に作られていても「展示物」にとどまります。しかしMakeCode(メイクコード)でプログラムされた仕掛けがあると、ワールドが「体験できる場」に変わります。
審査員がワールドを体験するとき、プレイヤーの動きに反応して何かが起きる・情報が自動で表示される・仕掛けが連動して動くという体験があると、作品の訴求力が格段に上がります。「このワールドを作った子供たちはプログラミングをきちんと理解している」という印象を審査員に与えられるのです。
メイクコードなしでは、マイクラカップで上位を目指すことは難しくなっています。それが今のマイクラカップの現実です。
MakeCode(メイクコード)を使ったマイクラカップ作品制作の3つの活用場面
実際にマイクラカップ作品でMakeCode(メイクコード)をどう使うか、3つの活用場面を具体的にお伝えします。
活用1:建築の自動化
マイクラカップでは、テーマに沿った大規模なワールドを制作します。その際にMakeCode(メイクコード)の「ループ(※同じ処理を何度も繰り返すプログラムのこと)」を使うと、手作業では不可能な規模の構造物を正確に建設できます。
例えば、同じ形の建物を整然と並べたい場合、手作業では何十分もかかる作業がプログラム1本で完了します。「碁盤の目状に多数の住宅を配置する」「一定間隔で街路樹を植える」「同じ高さの壁を大量に生成する」といった作業もメイクコードで自動化できます。
繰り返しを使った自動建築は、ワールドの精密さとスケール感を審査員に印象付ける効果があります。「こんな規模のワールドをどうやって作ったのか」という驚きが、作品への注目につながります。
活用2:インタラクティブな仕掛けの実装
MakeCode(メイクコード)を使うと、「プレイヤーが特定の場所に近づいたときに何かが起きる」「ボタンを押すと扉が開く」「特定のアイテムを持つと情報が表示される」といったインタラクティブ(※プレイヤーの操作に反応して動くこと)な仕掛けを実装できます。
マイクラカップの審査では、審査員が実際にワールドを体験します。そのときにインタラクティブな仕掛けがあると、「自分の行動に反応するワールド」として強く記憶されます。
メイクコードで実装した仕掛けは、条件分岐(※もし〜ならば〜するという命令の仕組み)を組み合わせることで複雑な動作も可能です。「このエリアに入ったら自動でガイドが始まる」「課題をクリアしたら次のステージへ進める」といった体験設計が、マイクラカップ作品の完成度を一段階引き上げます。
活用3:テーマの「説明」をプログラムで表現する
マイクラカップは毎回、社会課題や未来のテーマが設定されます。そのテーマへの解答を「動きで見せる」ことができるのが、MakeCode(メイクコード)のもっとも重要な役割です。
「このプログラムで何を解決しようとしているか」を、ワールドの中の動作を通じて審査員に伝えられると、プレゼンテーションの説得力が大きく増します。
第7回マイクラカップTBS賞受賞作品では、テーマに関連した社会課題を解決するワールドで、訪問者が特定のエリアに踏み込むと問題提起の情報が自動で提示され、別のエリアへ進むと解決策が体験できる仕組みをMakeCode(メイクコード)で実装しました。審査員から「プログラムが作品のテーマと一体になっている」という評価をいただいたことが、TBS賞受賞につながりました。
マイクラカップで評価されるMakeCode(メイクコード)活用のレベル別解説
マイクラカップに向けたMakeCode(メイクコード)の活用は、参加経験やスキルに応じてレベルが異なります。
入門レベル(マイクラカップ初参加向け)
はじめてマイクラカップに参加するチームには、エージェント(※MakeCodeでプログラムによって動かせるマインクラフト内のキャラクター)を使ったシンプルな自動建築と、条件分岐を使った基本的な仕掛けを目標にしましょう。
「プレイヤーが近づいたときに明かりがつく」「エージェントが自動で道を整備する」程度のメイクコード活用でも、プログラムがまったくない作品と比べると審査員への印象は大きく変わります。はじめてのマイクラカップでMakeCode(メイクコード)を使った実績を作ることが、次回以降への大きな自信になります。
中級レベル(マイクラカップ2回目以降向け)
関数(※よく使う処理に名前をつけてまとめたもの)を使った複雑な処理の整理と、複数の仕掛けを連動させる設計が中級の目標です。
「A地点でスイッチを入れると、離れたB地点の建物が変化する」「複数の条件が揃ったときにだけ発動する仕掛け」といった、単純な条件分岐では作れない複雑な動作がMakeCode(メイクコード)で実現できます。この段階のメイクコード活用ができると、マイクラカップ作品の完成度が一段階上がります。
上級レベル(マイクラカップ入賞を狙うチーム向け)
JavaScriptモードを使った高度なロジック(※問題を解くための処理の組み立て方)と、データ構造(※情報を整理して管理する仕組み)を使った複雑なゲーム制作が上級の領域です。
「ゲーム内のスコアを管理する」「プレイヤーの行動履歴に応じてワールドが変化する」「複数の条件を組み合わせた高度な仕掛け」といった実装が可能になります。第7回マイクラカップTBS賞受賞作品でも、この段階のMakeCode(メイクコード)技術が作品の核となっていました。
マイクラカップに向けたMakeCode(メイクコード)学習のスケジュール目安
マイクラカップへの出場を目指す場合、逆算した学習スケジュールが重要です。以下は一般的な目安として参考にしてください。
大会の6〜8か月前(学習開始期):MakeCode(メイクコード)のブロックモードで基礎操作を習得します。エージェントの動かし方、繰り返し・条件分岐の基本をこの時期に固めましょう。
大会の4〜5か月前(応用習得期):テーマ発表に合わせて、作りたい仕掛けのプログラムを実際に試作し始めます。「やりたいことをメイクコードでどう実現するか」を探求する期間です。
大会の2〜3か月前(制作集中期):ワールド制作とMakeCode(メイクコード)の仕掛け実装を並行して進めます。プレゼンテーション(※作品の意図を審査員に伝える発表)の準備もこの時期から始めます。
大会の1か月前(仕上げ期):メイクコードの仕掛けが意図通りに動くかを繰り返し確認します。バグ(※プログラムの誤り)の修正とワールドの最終仕上げに集中します。
このスケジュールはあくまで目安です。お子さんの習熟度や大会のテーマ発表時期によって最適なペースは変わります。クロスウェーブでは一人ひとりの状況に合わせたスケジュール管理もサポートしています。
クロスウェーブでのマイクラカップ×MakeCode(メイクコード)指導
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、第6回・第7回マイクラカップの出場経験を直接活かした実践的な指導を行っています。
指導の核となるのは、「マイクラカップで実際に評価されたMakeCode(メイクコード)の使い方」を教えることです。大会を知らない指導者が「プログラミングの授業」として教えるのとは、出発点が違います。
チームでの作品制作サポートも行っています。マイクラカップはチームで参加する大会です。「誰がワールドを担当し、誰がメイクコードの仕掛けを担当するか」というチーム内の役割分担から、合同制作の進め方まで、大会経験者の立場からアドバイスします。
現在、第8回マイクラカップへの参加を目指すチームメンバーを募集しています。「マイクラカップに出たい」「MakeCode(メイクコード)でどんな仕掛けを作れるか挑戦したい」というお子さんをお待ちしています。
無料体験・マイクラカップ相談会のご案内
クロスウェーブでは、マイクラカップを目指すお子さん向けの無料体験授業を随時実施しています。
体験授業では実際にMakeCode(メイクコード)を使って、マインクラフトの世界でプログラムを動かす体験ができます。「うちの子はマイクラカップに出られるレベルか」「今からでも間に合うか」といった相談にも、大会経験者の立場から正直にお答えします。
「MakeCodeを使ったことがない」「マイクラカップが何かよくわからない」という状態からでも大丈夫です。第7回マイクラカップTBS賞受賞のスクールが、はじめの一歩から丁寧にサポートします。
まずは公式LINEからお気軽にご連絡ください。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」
沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15 伊佐ビル2F
クロスウェーブ(沖縄マイクラ部)への参加方法
無料体験会へのご参加やコースに関するご相談は、公式LINEアカウントへご登録いただくか、メールにて「webcrafts098@gmail.com」までお気軽にご連絡ください。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップ全国大会への挑戦・入賞を目指す仲間を募集しています。当校では、目先の楽しさだけで終わらせず、将来の選択肢を広げる本格的なプログラミング教育(Python、Scratch、MakeCode、JavaScript、Unity、Godot)をはじめ、実务に直結する動画編集講座(Premiere Pro、DaVinci Resolve、CapCut)や、HTML/CSSによるWeb制作講座まで、一貫した次世代デジタルスキルを指導しています。
マインクラフトカップ参加をご希望の方へ
大会への参加を希望される方は、チーム編成および人数把握のため、以下の専用フォームよりお申し込みをお願いいたします。※申込時はマインクラフト教育版のライセンス費用が別途発生いたします。
各教室の開講地域
沖縄県宜野湾市(宜野湾ラボ)
メイン拠点となる宜野湾ラボ(伊佐ビル2F)にて、各専門コースの対面レッスンを開講しています。国道58号線沿いでアクセスが良く、専用駐車場も完備しているため、那覇市や糸満市など遠方からの送迎もスムーズです。
沖縄県うるま市(うるま校)
コミュニティ中枢であるFMうるま特設会場にて、定期講座および地域連携のデジタルイベントを開催しています。
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