
「教育版マイクラでMakeCode(メイクコード)を触らせたいけれど、何から手をつければいいか分からない」——そう感じている保護者の方へ。この記事を読み終えるころには、キーボードの一つのキーからコード画面を開き、相棒のエージェント(えーじぇんと)を呼び、足もとに花が並ぶような「ちいさな魔法」までの流れが、頭のなかで地図のようにつながっている状態を目指します。
この記事でお伝えすることは、難しい用語の暗記ではありません。画面の見方、ブロックを並べるときの考え方、うまくいかないときの探し方、そしてお子さんの集中が続く声かけのヒントです。沖縄でマイクラのプログラミングを教室で学ぶ前の「おうちでの下見」としても使えます。教室でのカリキュラムや体験の流れは、MakeCodeコース詳細とプログラミングスクール詳細をあわせてご覧ください。
この記事の対象と、読み終えたあとのゴール
次のようなご家庭に向けて書きました。
- 小学校低学年、またはまだ読み書きが不安定なお子さんと、その保護者の方
- 教育版マインクラフト(マイクラ教育版)をすでに入れている、またはこれから入れる予定の方
- ブロック型のプログラミングに触れたことがなく、「Cキー」などの操作から知りたい方
ゴールは次のとおりです。
- MakeCodeが「マイクラの横にひらく、ブロックで命令をつくる場所」だと説明できるようになること
- チャットコマンドでエージェントを呼び出す一連の流れを、家庭で再現できるイメージを持つこと
- 「プレイヤーが動いたとき」などのイベントと、「ブロックを置き換える」などの結果を、ブロックでつなぐ感覚に触れること
- うまくいかないときに、大人と子どもが一緒にチェックする項目を知っておくこと
お子さんには読み聞かせでも構いません。むずかしい漢字には、読み方をかっこで添えます。
まず結論:いちばん短い「成功の道しるべ」
いちばん短く言うと、次の順番です。
- 教育版マイクラでワールドに入る
- キーボードの「C」でMakeCode(コードビルダー)を開く
- ブロックを少しだけ並べて、再生ボタンで試す
- マイクラの画面に戻り、チャットや動きで結果を確かめる
この五歩が、何度もくり返せるようになると、あとはミッションを増やしていくだけです。正解の形は、バージョンやワールドの設定で少しずつ変わります。だからこそ、「うごいたかどうか」を楽しみながら、直し方もいっしょに覚えていくのが近道です。
教育版マイクラとMakeCodeは、どういう関係?
家庭用のマインクラフト(いわゆる通常版)と、教育版マインクラフトは、名前が似ていても、入り方や中身がまったく同じではありません。学校の授業や教材で出てくるのは、多くの場合が教育版です。
MakeCodeは、その教育版のなかで使える「プログラミングの画面」です。ブロックをパズルのようにくっつけて、マイクラの世界に「してほしいこと」を送ります。いまは文字を打つ必要がほとんどありません。だから、小学校低学年でも、画面操作に慣れていれば十分に入口に立てます。
教室では、MakeCodeだけで終わらせず、あとから「なぜうごいたか」を言葉にする時間を大事にしています。言葉になると、家でも学校でも、自分の力に変わりやすくなります。入口は一つではないので、まずはブロックだけ触りたい年齢なら、Scratchコース詳細から入る子もいます。ゲーム制作へ進みたい場合は、ロブロックス(Roblox)コース詳細も選択肢になります。
はじめに:保護者の方へ(そっとひとこと)
プログラミング教育に興味はあるけれど、家のパソコンで何を入れたらいいか分からない、という保護者の方へ。教育版マイクラとMakeCodeの組み合わせは、学校でも話題になりやすい入り口です。いちどだけ、お子さんの横に座って、「C」をいっしょに押してみる時間をつくってあげると、あとがとても楽になります。
失敗したら、いっしょに笑って、もういちど。それで十分です。「なおしてあげる」より先に、「いっしょになおす」と言葉にすると、自信がつきやすいです。
画面の見方:ゲームとMakeCodeの「ふたつの窓」
MakeCodeを開くと、だいたい次のような要素が並びます。名称はバージョンで少し変わることがありますが、役割はおなじです。
- ブロックの一覧(左側や上側にカテゴリが並ぶ場所)
- 作業台のような「中央の広い場所」(ここにブロックを置いていく)
- シミュレーターや再生ボタン(つくった命令をためす場所)
お子さんには、「レゴの箱が横にひらいて、真ん中に作品をつくる机があるイメージ」と伝えると伝わりやすいことがあります。大人の方は、マイクラ本体の画面と、MakeCodeの画面を行き来する練習から入ると、迷子が減ります。
キーボードの「C」で、魔法の扉がひらくよ
マイクラ教育版でMakeCodeを使うとき、パソコンのキーボードにある「C」というキーを押すと、コードを書くための画面がひらくことが多いです。まるで、マイクラの世界にふたつめの扉ができるみたいです。
もし「C」でひらかないときは、設定やバージョンがちがうことがあります。そのときは、大人の方が「設定(せってい)」や「?」のマークを一緒に探してあげてください。探すのも、学びの一部です。
うごかないときのチェック(大人むけ)
次を順に見ていくと、だいたいの「ひらかない」は解消に近づきます。
- 教育版マイクラ(きょういくばん)かどうか
- ワールドの種類が、コードを許すモードかどうか
- キーボードが日本語入力のままになっていないか(英語入力で「c」)
- ノートパソコンの場合、Fnキーと「C」がくっついていないか
MakeCode(メイクコード)ってなあに?
MakeCodeは、パソコンのなかで、ブロックをレゴのようにくっつけて、マイクラに「してほしいこと」を伝える道具です。文字をたくさん書くのは、あとからで大丈夫です。まずは、ブロックをならべる遊びから入ります。
プログラムは、料理(りょうり)のレシピに似ています。材料の順番がちがうと、味が変わるでしょう。プログラムも、ブロックの順番がちがうと、起きることが変わります。
むずかしい言葉に置き換えると、こんなふうにも言えます。
- へんすう(変数)…… おまじないをいれる「魔法のはこ」
- ループ…… 「ずっとくりかえす」おまじない
- じょうけん(条件)ぶんき…… 「もしも〜なら、こっちへ行く」わかれ道のおまじない
この記事では、まだ名前をおぼえなくても大丈夫です。むずかしい言葉より、まず「動いた!」というよろこびをつくります。
ミッション0:まずは安全のルール(親子で読む)
パソコンは、ちゃんと使うととても強い道具です。マイクラのなかでも、ほかの人のワールドに入るときは、大人がルールを確認してください。知らないリンクを押さない、ダウンロードは大人といっしょ、画面のなかのことばは、わからなくてもそのまま進まない。プログラミングの前に、安全のレシピを一つだけ決めておくと、あとが安心です。
ミッション1:相棒「エージェント」をよんでみよう
エージェントは、マイクラのなかで、あなたのしじをきいてくれるロボットのような相棒です。チャットでことばを送ると、あらわれたり、うごいたりします。
考え方の骨組み(教室でも同じ順番で説明します)
- 「いつ動きはじめるか」を決めるブロックを置く(たとえば「チャットコマンドが入力されたとき」)
- そのなかに、「エージェントを出す/呼ぶ/テレポートさせる」に近い意味のブロックを入れる
- チャットで打つことば(たとえば hello)を、ブロック側の名前とそろえる
- 再生ボタンや「ゲームに適用」に近い操作で、一度つくった命令をマイクラ側に渡す
- マイクラに戻り、チャットを開いて同じことばを打ち、Enterで送る
バージョンや教材によって、ブロックの名前や置き方がすこしちがうことがあります。そのときは、「よびだす」「スポーン」「テレポート」など、にたい意味のブロックを、大人の方が子どもといっしょに探してみてください。探すプロセスも、プログラミングです。
プログラムをうごかした瞬間、エージェントがあらわれると、子どもは目をまるくします。まるくなったあとの笑い声が、いちばんのごほうびです。
会話の例(親子で読んでもいいです)
「よんだ?」「よんだ!」「どこにいたの?」「ちょっとむこう!」——短い言葉でいいです。短い言葉のあとに、チャットのことばをメモしておくと、つぎの日も思い出しやすいです。
うまくいかないときの「探偵メモ」(低学年向け)
次の順で声に出して確かめると、原因が見つかりやすくなります。
- チャットのことばは、ブロックとまったく同じか(大文字・小文字もふくめて)
- ブロックが「くっついているか」(外れていると、命令が途中で止まります)
- ワールドのなかで、エージェントが遠くにいないか(見失いやすいです)
「だめだった」を「まだだ」と言い換えるだけでも、続きやすくなります。プログラミングの現場でも、試行錯誤(しこうさくご)は日常です。
ミッション2:あしもとに花をさかせる魔法
つぎは、みためがたのしいミッションです。「あるくたびに、花がひとつふえる」ようなコードを、イメージしてみましょう。
ブロックでは、だいたい次のような考え方がつながります。
- 「プレイヤーがいどうしたとき」というはじまり
- 「足もとのブロックを花にかえる」というしじ
- 「ずっとくりかえす」または「あるたびに」というくりかえし
ここで大事なのは、いちどでぜんぜん同じにならなくてもいい、ということです。花の種類がちがっても、道があなになっても、まずは「なにかがおきた!」をつかむのが目的です。
「もしも、足もとが草(くさ)なら花にする」というわかれ道のおまじないに触れると、あとから算数(さんすう)や国語(こくご)の文章題にも通じます。今日は、名前よりにた顔を見せてあげてください。
花がさかせないときは
いちばん多いのは、ブロックの名前がちがうことです。バラではなくチューリップ、草ではなく土、など。名前がちがっても、子どもが「こっちのほうがきれい」と言ったら、それはアップデート成功です。正解は、一枚ではありません。
低学年がつまずきやすい「操作のクセ」
次のようなクセは、教室でもよく見かけます。責める必要はありません。気づいたら、一緒に直すだけで十分です。
- ブロックを置いたつもりが、ちょっとだけずれて浮いている
- 再生ボタンを押す前に、マイクラ側に戻ってしまう
- チャットのことばにスペースが入ってしまう
短いセッションに分けて、「五分だけエージェント」「五分だけ花」など、目的を一つに絞ると集中が続きやすいです。
ミッション3(おまけ):「しゃべる」と「待つ」で物語を一歩
余力があれば、プレイヤーやエージェントに短いメッセージをしゃべらせるブロックを足してみてください。物語が生まれると、お子さんの説明欲が刺激され、言語化の練習にもつながります。
「しゃべる」のあとに「数秒待つ」を入れると、会話が読みやすくなります。順番を入れ替えると、コメディみたいなおかしな結果になることもあります。おかしいのも、学びの材料です。
マイクラの魔法使いであり、本物のエンジニアからのメッセージ
私は長く、パソコンの世界で仕事をしてきました。マイクラの教室では、ときどき「魔法使いの先生」みたいに言われます。でも、ほんとうは、魔法ではなく、くりかえしと、直し方のルールでできています。
プログラミングのいいところは、失敗してもゲームがばくはつしないこと、そして何度でもやり直せることです。やり直しは、しっぱいではなく、ちょうさの時間です。ちょうさがへたでも、へたなままがんばれるのが、プロの現場でも同じです。
第7回マイクラカップ全国大会では、沖縄代表チームの指導のなかでTBS賞をいただきました。受賞は、あくまで結果です。毎年おなじことがおきるわけではありません。おきなくても、学びの型は残せます。
信頼のために:この記事が約束しないこと
次の点は、家庭の環境や端末、バージョンで変わります。この記事だけで完全にそろえられるとは限りません。
- 教育版マイクラの契約・インストール手順のすべて(公式の案内を優先してください)
- ブロック名の一字一句の固定(アップデートで変わることがあります)
- 「この順番なら必ず同じ画面になる」という保証
だからこそ、「探す」「直す」「メモする」という習慣を、親子で分かち合う価値があります。
まとめ:いまの一歩と、つぎのステップへ
いまのお子さんができたことは、小さくても大きい一歩です。つぎのステップは、家でもつづけてもいいですし、プログラミングスクール詳細から、教室の体験に来てもいいです。
マイクラの建築をもっと大きくしたい子、ロブロックス(Roblox)に興味が出てきた子、パソコンの文字を少しずつ書きたい子。みんな、入口はちがって大丈夫です。
教室の場所や通い方は、教室へのアクセスをご覧ください。スクール全体の考え方は、沖縄マイクラ部についても参考にしてください。
沖縄で教室を比較したい保護者の方は、沖縄でマイクラのプログラミング教室を選ぶなら読む記事——全教室を現役エンジニアが公平に比較した【2026年最新版】で、料金やエリアの整理にも触れています。
著者の経歴や活動の詳細は、すずきたかまさプロフィールをご覧ください。
今すぐ、LINEから無料体験を予約できます。「見学だけでもいいですか?」という問い合わせも大歓迎です。まずは一度、教室の雰囲気を体験しに来てください。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」 代表:鈴木 孝昌 (Google/Meta本社招待・政府PM・日本ソフトウェア大賞・マイクラカップTBS賞) 沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15 伊佐ビル2F
マイクラ部への参加方法
マイクラ部への参加を希望される方はLINEアカウントへ登録を頂くか、メールにて「webcrafts098@gmail.com」までご連絡をお願いします。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップへの参加を目指す仲間を募集しています。子供たちへのプログラミング教育として「Python」「Scratch」「MakeCode」「JavaScript」「Unity」「Godot」などを指導しています。動画編集講座(Premiere Pro・DaVinci Resolve・CapCut)やHTML/CSSでのWeb制作講座も開催中です。
マイクラカップ参加希望の方へ
マイクラカップへの参加を希望される方は、人数把握のため以下のフォームからも申請をお願いします。申込時はマインクラフト教育版のライセンス費用が発生いたします。
開催地域
沖縄県宜野湾市
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」にて開催しています。
沖縄県うるま市
FMうるまにて開催しています。
FMうるま
沖縄マイクラ部について
沖縄マイクラ部は教室ではなく、親子の勉強会というスタイルで運営しています。保護者の方も一緒に参加していただけますので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせ
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