
どちらも「ゲームで学ぶ」、でも中身は全然違う
「マイクラもRobloxも、どちらもゲームでしょ?似たようなものでは?」
保護者の方からこういう質問をよく受けます。気持ちはよくわかります。どちらもブロックや3Dの世界を扱うゲームで、見た目のイメージが近いですよね。でも、プログラミング学習ツールとして見ると、この2つはかなり違います。
私はクロスウェーブで、マインクラフト(MakeCode)とRoblox Studioの両方を実際に子供たちに指導してきました。両方を教えてきた経験から言うと、「この違いは保護者の方にぜひ知っておいてほしい」と思っています。
どちらが優れているかという話ではありません。「お子さんの今のレベルと目標に、どちらが合っているか」という話です。この記事ではその判断材料を、両方を指導してきた視点から正直にお伝えします。
そもそも何が違うのか:基本的な違いの整理
マインクラフト×MakeCodeの特徴
マインクラフト(Minecraft・※Microsoft社が開発したブロックで自由に建築・冒険できるゲーム)は、世界で3億本以上売れているゲームです。「教育版マインクラフト」とMakeCode(メイクコード・※マインクラフト専用のプログラミングツール)を組み合わせることで、「マインクラフトの中でキャラクターを自動で動かしたり、建物を一瞬で建てたり」ができるようになります。
MakeCodeはビジュアルプログラミング(※文字を入力する代わりにブロックを組み合わせてプログラムを作る方法)を採用しており、タイピングができない低学年の子でも、画面のブロックをドラッグ&ドロップするだけでプログラムが作れます。さらに慣れてくると、同じコードをJavaScript(ジャバスクリプト・※Webページを動かすためのブラウザで動く言語)というテキスト言語で書く画面に切り替えることもできます。ビジュアルからテキストへの段階的な移行が、自然にできる設計になっています。
もうひとつの大きな特徴が、マイクラカップ(※マインクラフトを使って社会課題の解決策をテーマとする全国規模のゲーム制作コンテスト)という全国大会への参加機会があることです。クロスウェーブは第7回MinecraftカップでTBS賞を受賞しており、マインクラフトで作った作品を全国の舞台で発表するというリアルな目標を、生徒と一緒に目指せます。
Roblox Studio×Luaの特徴
Roblox Studio(ロブロックス スタジオ)は、Roblox(ロブロックス・※世界2億人以上が利用するオンラインゲームプラットフォーム)上のゲームをほぼすべて作るために使われている公式の開発ツールです。無料でダウンロードして使うことができます。
Roblox Studioで使うプログラミング言語はLua(ルア)という本格的なテキスト言語(※文字でコードを書くプログラミング言語)です。マインクラフト×MakeCodeのようにビジュアルブロックで入る段階はなく、最初からコードを文字で書きます。
Roblox Studioのもっとも大きな魅力は、自分が作ったゲームをRobloxのプラットフォーム上に公開して、世界中のプレイヤーに届けられることです。Robux(ロバックス・※ロブロックス内で使われる仮想通貨)による収益化の仕組みもあり、人気ゲームの作者は実際に収益を得ることができます。「プログラムで作ったものを世界に出せる」というリアルな体験が、Roblox Studioならではの学習動機になります。
5つの観点で徹底比較
観点1:学習のしやすさ(難易度)
マインクラフト×MakeCodeは、プログラミングが完全にはじめての子でも入りやすいのが強みです。ビジュアルブロックをドラッグ&ドロップするだけで「キャラクターが動いた!」という体験が最初の1時間で得られます。タイピングも英語力も必要ありません。
Roblox Studio×Luaは、最初からLua(ルア)というテキスト言語でコードを書くため、少しハードルが上がります。「if文(※「もし〇〇なら」という条件分岐の構文)がわかる」「変数(※データを一時保存する箱)が使える」という基礎が身についている子の方が、スムーズに入れます。
オススメの判断:プログラミングがはじめてなら、まずマインクラフト×MakeCodeから始めましょう。ビジュアルでプログラミングの基礎を覚えた子がRoblox Studioに移行するのが、もっとも自然な流れです。
観点2:作れるものの自由度
マインクラフト×MakeCodeで作れるものは、マインクラフトの世界観の中に限定されます。マインクラフトの3D空間を使ったゲーム・自動建築・コマンド操作など、マインクラフトのルールの中での制作です。ただし、「最初は制約がある方が学びやすい」という面もあります。的を絞って学べるのが、この段階では大きなメリットです。
Roblox Studioは、ジャンルを問わず自由なゲームが作れます。RPG(※キャラクターを成長させるロールプレイングゲーム)・レーシングゲーム・シューティングゲーム・脱出ゲームなど、あらゆるジャンルのゲームをRoblox Studio上で制作できます。しかも作ったゲームは世界中に公開できます。「自分だけのオリジナルゲームを世界に出したい」という子には、Roblox Studioの自由度が大きな魅力になります。
観点3:プログラミング言語の本格度
MakeCodeはビジュアルブロックから始まり、慣れてきたらJavaScriptのテキストコードに切り替えられる設計です。「プログラムとは何か」を視覚的に理解してから実務で使われる言語に移行できるという設計は、教育ツールとして非常によくできています。
Lua(ルア)は本格的なテキスト言語で、ゲーム開発の現場で広く使われています。Lua(ルア)で変数・条件分岐・繰り返しを文字のコードで書く経験を積んだ子は、PythonやJavaScriptへの移行がスムーズです。「将来テキスト言語でプログラムを書きたい」という子には、Roblox StudioとLua(ルア)はより直接的な練習になります。
観点4:大会・コンテストへの参加機会
マインクラフトでは、マイクラカップという全国規模のゲーム制作コンテストへの参加機会があります。テーマに沿ったワールドを作り、審査員の前で発表するというプロセスは、ゲーム設計力と発表力を同時に育てます。クロスウェーブは第7回MinecraftカップでTBS賞を受賞しており、「コンテストで評価される作品を作るための指導」に実績があります。
Roblox Studioでの「評価の場」は、Robloxのプラットフォームで世界中のプレイヤーに遊んでもらうという形です。どれだけのプレイヤーに遊ばれたか、どんな反応が返ってきたか。それがそのまま自分のゲームへのフィードバックになります。「コンテストで審査される」体験と「世界に公開して反応をもらう」体験は、性質が異なります。どちらも、プログラミング学習の強いモチベーションになります。
観点5:将来のキャリアへの繋がり
MakeCodeで学んだ概念(順次処理・条件分岐・繰り返し)は、そのままJavaScriptへ橋渡しできます。JavaScriptはWeb開発・アプリ開発の世界で広く使われており、将来Webエンジニアやアプリ開発者を目指す場合に自然につながります。
Lua(ルア)でテキストコーディングの感覚を身につけた子は、PythonやJavaScriptへの移行がスムーズです。Pythonはちょっとした自動化ツールからAI・データサイエンス・Web開発まで幅広い分野で使われており、さらにUnity(ユニティ・※世界でもっとも使われているゲームエンジンのひとつ)という本格的なゲーム開発エンジンへのステップアップも自然にできます。ゲームクリエイターを本気で目指す子にとって、Lua(ルア)→Python→Unityという流れは非常に有効なルートです。
子供の性格・目的別オススメ
こんな子にはマイクラ×MakeCodeがオススメ
プログラミングが完全にはじめての子には、マインクラフト×MakeCodeをオススメします。ビジュアルブロックで「プログラムとは何か」を直感で理解できるため、最初の挫折が起きにくいです。
チームで1つのワールドを作り上げたいという協調性がある子にも向いています。マイクラカップはチームで制作・発表するコンテストですので、仲間と一緒に作り上げる経験を積みたい子には最適です。
マイクラカップで全国大会を目指したい子も、マインクラフト×MakeCodeから始めるべきです。クロスウェーブはマイクラカップの指導に実績があり、全国レベルの作品を作るためのサポートができます。
こんな子にはRoblox Studio×Luaがオススメ
Scratch(スクラッチ・※MITが開発した子供向けビジュアルプログラミングツール)やMakeCodeで基礎的なプログラミング経験がある子には、Roblox Studioが次のステップとして最適です。ビジュアルで「プログラムの構造」を理解している子がテキスト言語に移行するのは、想像以上にスムーズです。
自分のオリジナルゲームを世界に公開したい子、ゲームクリエイターを本気で目指している子にも、Roblox Studioをオススメします。Roblox Studioで作ったゲームは、完成したその日から世界中のプレイヤーに届けられます。
本格的なテキストコーディングに挑戦したい子、将来PythonやUnityも学びたい子にも、Lua(ルア)を使うRoblox Studioはよい出発点になります。
理想的な学習の順番
クロスウェーブでは、以下の順番での学習をオススメしています。
まずマインクラフト×MakeCodeでスタートします。ビジュアルプログラミングでプログラミングの3大概念、つまり順次処理(※上から順番に命令を実行すること)・条件分岐(※「もし〇〇なら△△する」という処理)・繰り返し(※同じ処理を何度も自動で行うこと)を体で覚えます。マイクラカップへの挑戦で「ゲームを設計して完成させる」という力も育てます。
次にRoblox Studio×Lua(ルア)に移行します。ビジュアルで覚えた概念を、今度はテキスト言語で書く練習をします。Lua(ルア)のコードを書きながら「あ、これはMakeCodeのあのブロックと同じだ」という感覚で学習が進みます。自分のゲームをRobloxに公開するという明確なゴールに向かって進めます。
その先の選択肢として、Python(パイソン・※現在世界でもっとも普及しているプログラミング言語のひとつ)やJavaScript・Unity(ユニティ)への移行があります。「ゲームの仕組みをLuaで覚えた→Pythonで同じことを書いてみる→Unityで本格的なゲームを作る」という流れが、ゲームクリエイターを目指す子の自然なルートです。
マインクラフト→Roblox Studio→Python・Unityというロードマップは、「遊ぶ側」から「作る側」に変わっていく体験の連続です。どの段階でも「自分が作ったものが動いた・公開された」という達成感が次のモチベーションになります。
クロスウェーブでは両方学べます
マインクラフト×MakeCodeとRoblox Studio×Luaの両方を指導できるプログラミングスクールは、実はそれほど多くありません。「マイクラカップ専門」「Roblox専門」という教室が多い中で、クロスウェーブは両方のツールを実際の指導カリキュラムに組み込んでいます。
マインクラフト×MakeCodeの指導では、第7回MinecraftカップTBS賞受賞という実績があります。「ゲームのアイデアを設計して・完成させて・全国の舞台で発表する」というプロセスの指導に自信があります。
Roblox Studio×Luaの指導では、「自分のゲームを世界に公開する」というゴールに向けて、Lua(ルア)の基礎から実際のゲームロジック(※ゲームの動作を制御するプログラムの仕組み)の実装まで対応しています。
「マイクラカップを目指しながら、並行してRoblox Studioも学ぶ」という組み合わせを選んでいる生徒もいます。月謝8,800円(税込・土日通い放題)で、どちらのツールにも制限なくアクセスできます。入会費は現在無料キャンペーン中です。
プログラミング能力検定(※経済産業省が後援する公式プログラミング資格試験)の対策も行っており、クロスウェーブは公式試験会場として登録されています。2026年5月から毎月受験できる体制が整っています。
よくある質問
マイクラとRoblox Studioを並行して学べますか?
学べます。クロスウェーブでは、マインクラフト(MakeCode)とRoblox Studio(Lua)を並行して学ぶカリキュラムにも対応しています。「今週はマイクラのワールドを作り、来週はRoblox Studioのゲームロジックを書く」という形で進める生徒もいます。マインクラフトで培った空間設計の感覚が、Roblox Studioでのゲーム制作にそのまま活きます。
マイクラカップに出ながらRoblox Studioも学べますか?
学べます。マイクラカップの制作スケジュールと、Roblox Studioの学習を並行して進めることは可能です。マインクラフトでゲームの設計を考える経験が、Roblox Studioでゲームを設計するときにそのまま活きます。この2つは競合するのではなく、互いを高め合う関係にあります。
どちらから始めるべきか、体験で相談できますか?
もちろんです。「うちの子はどちらが向いているか」という判断は、お子さんのプログラミング経験・年齢・どんなゲームが好きかによって変わります。体験授業の中で実際に両方のツールに触れてみながら、一緒に考えます。「まず話だけ聞きたい」という段階でも歓迎しています。
公式LINEに「マイクラとRoblox Studioについて聞きたい」と送っていただければ、すぐにご案内します。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」
沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15伊佐ビル2F
マイクラ部への参加方法
マイクラ部への参加を希望される方はLINEアカウントへ登録を頂くか、メールにて「webcrafts098@gmail.com」までご連絡をお願いします。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップへの参加を目指す仲間を募集しています。子供たちへのプログラミング教育として「Python」「Scratch」「MakeCode」「JavaScript」「Unity」「Godot」などを指導しています。動画編集講座(Premiere Pro・DaVinci Resolve・CapCut)やHTML/CSSでのWeb制作講座も開催中です。
マイクラカップ参加希望の方へ
マイクラカップへの参加を希望される方は、人数把握のため以下のフォームからも申請をお願いします。申込時はマインクラフト教育版のライセンス費用が発生いたします。
開催地域
沖縄県宜野湾市
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」にて開催しています。
沖縄県うるま市
FMうるまにて開催しています。
FMうるま
沖縄マイクラ部について
沖縄マイクラ部は教室ではなく、親子の勉強会というスタイルで運営しています。保護者の方も一緒に参加していただけますので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせ
お問い合わせはLINEオフィシャルアカウント、またはメール(webcrafts098@gmail.com)からお気軽にどうぞ。イベント情報は「開催イベント一覧」からご確認ください。