
「プログラミングって難しそう」という思い込みを打ち破るところから
「プログラミングって、英語がたくさん出てきて難しいんじゃないの?」
子供にプログラミングを習わせたいと思いながらも、こういう先入観を持っている保護者の方は少なくありません。「プログラミングは専門家がやるもの」「理系じゃないと無理」——そういうイメージは、実は2010年代以前のプログラミングの話です。
今は違います。スクラッチというツールの登場によって、文字を一切入力しなくても、小学1年生がプログラミングを体験できる時代になりました。「難しそう」という思い込みを最初に打ち砕いてくれるのが、Scratch(スクラッチ)です。
Scratch(スクラッチ)とは何か
Scratch(スクラッチ)は、MIT(マサチューセッツ工科大学)のメディアラボが開発した、子供向けプログラミング学習ツールです。世界中で1億人以上の子供・学生がScratchを使って学習しており、日本の小学校でもプログラミング授業に採用されているケースが増えています。
スクラッチの大きな特徴のひとつは「無料で使える」ことです。Webブラウザ(※インターネットを見るためのソフトウェア)があれば特別なアプリのインストールも不要で、どのパソコンでもすぐに使い始めることができます。
通常のプログラミングは「コードを書く」作業です。英語の命令文を正確に打ち込んで、コンピュータに指示を出します。でもScratchは違います。スクラッチはビジュアルプログラミング(※文字を入力する代わりに、色のついたブロックを組み合わせてプログラムを作る方法)を採用しており、「ブロックをドラッグ&ドロップして並べる」だけでプログラムが完成します。
スクラッチを使えば、タイピングができない低学年の子供でも、英語がわからなくても、プログラミングの考え方を学ぶことができます。これがScratchが世界中の教育現場で採用されている最大の理由です。
Scratch(スクラッチ)が初心者に最適な5つの理由
理由1:文字を入力しなくていい
スクラッチの画面には、色とりどりのブロックが並んでいます。「10歩動かす」「もし〜なら」「〜を繰り返す」——これらのブロックをドラッグ&ドロップで組み合わせるだけで、プログラムが完成します。
キーボードでコードを打つ必要はありません。タイピングがまだ苦手な小学1〜2年生でも、マウス操作さえできればScratchはすぐに始められます。英語力も必要ありません。スクラッチの画面は日本語に切り替えられるため、日本語のブロックを並べて日本語で学習できます。「英語が苦手だからプログラミングは無理」という不安は、スクラッチでは関係ありません。
理由2:すぐに動くものが作れる
スクラッチの体験授業で最もよく見る場面は、「最初の1時間でキャラクターが動いた」という瞬間の子供の表情です。
「押したらキャラクターが動く」「クリックしたら音が鳴る」——こうした「すぐに動く結果」が、スクラッチ最大の魅力のひとつです。通常のプログラミングでは、動くものを作るまでに何時間もかかることがあります。でもScratchなら、最初の授業でキャラクターを動かすことができます。
「自分が作ったものが動いた」という達成感が、次の学習への意欲を生み出します。「プログラミングは難しい」という思い込みは、この最初の成功体験によって崩れます。
理由3:プログラミングの本質的な概念が全部学べる
スクラッチは「入門用のおもちゃ」ではありません。プロのエンジニアが使うPythonやJavaScriptにも存在する、プログラミングの3大概念がScratchの中にすべて入っています。
順次処理(※上から順番に命令を実行すること):ブロックを上から下に並べれば、その順番通りにプログラムが動きます。「命令は順番通りに実行される」という最も基本的な概念がここにあります。
条件分岐(※「もし〇〇なら〜する」という処理):「もしスペースキーが押されたらジャンプする」というブロックがScratchにあります。条件によって動きを変えるこの概念は、すべてのプログラミング言語に共通します。
繰り返し(※同じ処理を何度も自動で行うこと):「ずっと繰り返す」「10回繰り返す」というブロックで、自動的に動き続けるキャラクターが作れます。繰り返しの概念は、ゲームのキャラクター制御から業務システムまで、あらゆるプログラムの基礎です。
スクラッチでこの3つを体で覚えた子は、PythonやJavaScriptに移行したとき「これは知ってる」という感覚で学習を進められます。Scratchは入門ではなく、本物のプログラミングの土台です。
理由4:ゲーム・アニメーション・音楽など自由に作れる
スクラッチで作れるものは、教科書的な練習課題だけではありません。
プラットフォームゲーム(※マリオのようにキャラクターが走ってジャンプするゲーム)・迷路ゲーム・クイズアプリ・キャラクターアニメーション・音楽作成ツール——これらすべてがScratchで制作できます。
「作りたいものを先に決めて、そのために必要なプログラムを学ぶ」という学習の順序が、スクラッチでは自然にできます。「授業で教わったことをやる」のではなく「自分が作りたいものを実現するために考える」という姿勢が、プログラミング的思考力(※問題を順序立てて解決する力)を最も効果的に育てます。
マイクラカップや各種プログラミングコンテストでも、Scratchを使った作品が応募対象になっているものがあります。楽しみながら作った作品が、コンテストに出せるレベルになるというのも、スクラッチの魅力のひとつです。
理由5:世界中の作品を参考にできるコミュニティ
Scratchの公式サイト(scratch.mit.edu)には、世界中の子供・学生が作った膨大な数の作品が公開されています。気に入った作品の「中身を見る」ことができ、どんなブロックを使っているかを確認できます。
「他の人が作ったコードを読んで、自分のプログラムに応用する」——これは実はプロのエンジニアが日常的に行っている学習方法です。オープンソース(※ソースコードが公開されているプログラム)を読んで学ぶのと本質的に同じ学習スタイルを、スクラッチは子供のうちから自然に経験させてくれます。
Scratch(スクラッチ)で何が作れるか——具体例
スクラッチで実際に作れる作品のイメージを、ジャンル別にご紹介します。
ゲーム系:プラットフォームゲーム(ジャンプしてコインを集める)・迷路ゲーム(キャラクターを動かして出口を目指す)・シューティングゲーム(敵を避けながら弾を打つ)・会話が分岐するアドベンチャーゲーム。
クリエイティブ系:キャラクターが踊るアニメーション・動く絵本・音楽プレーヤー(鍵盤を押すと音が鳴る)・デジタルアート作品。
実用系:クイズアプリ(問題と答えを設定してスコアが出る)・タイピング練習ツール・お絵かきアプリ。
これらすべてが、Scratchのブロックを組み合わせるだけで作れます。最初は「キャラクターを動かす」だけでも、慣れてくると「本格的なゲームを自分で設計する」という段階に自然に進んでいきます。
Scratch(スクラッチ)の学習ステップ概要
スクラッチの学習は、おおむね4つのレベルで進みます。
レベル1:キャラクターを動かす。キーボードの矢印キーでキャラクターが動く・クリックすると何かが起こる——最初の「動いた!」という体験です。
レベル2:条件分岐でインタラクションを作る。「もし〇〇なら△△する」という条件によって動きが変わるプログラムを作ります。ゲームらしい「反応」が生まれます。
レベル3:変数を使ってスコアやライフを管理する。変数(※データを一時保存する箱)を使うことで、スコアが増える・ライフが減るという本格的なゲームの仕組みが作れます。スクラッチの変数の考え方は、PythonやJavaScriptでもまったく同じです。
レベル4:複数のスプライトを組み合わせた本格ゲーム制作。スプライト(※Scratchで使うキャラクターや背景などの素材)を複数組み合わせ、複雑なゲームロジック(※ゲームの動作を制御するプログラムの仕組み)を組み上げます。このレベルに達すると、本格的なゲームがスクラッチで完成します。
Scratch(スクラッチ)の次のステップ
スクラッチをマスターした後の自然なステップアップとして、次の3つの方向性があります。
MakeCode(メイクコード):マインクラフト専用のプログラミングツール。スクラッチで培ったビジュアルプログラミングの考え方をそのままマインクラフトの世界で使えます。マイクラカップへの参加を目指す子に最適です。
Python(パイソン・※現在世界で最も普及しているプログラミング言語のひとつ):スクラッチで「条件分岐・繰り返し・変数」を体で覚えた子は、Pythonへの移行がスムーズです。
Roblox Studio(ロブロックス スタジオ):ロブロックスのゲームを自分で作るための開発ツール。Lua(ルア・※ゲーム開発現場で広く使われるプログラミング言語)を使い、世界中に公開できるゲームが作れます。
スクラッチはゴールではなく、プログラミングという広い世界への最初の扉です。
クロスウェーブでのScratch(スクラッチ)指導
クロスウェーブでは、スクラッチを使った小学生向けプログラミング指導を行っています。
指導の流れは、まずスクラッチの基本操作から始め、お子さんが「作りたいもの」を軸にしながらレベルを上げていく形です。「授業で決まったものを作らせる」のではなく、「子供自身が何を作るかを決める」という方針で指導しています。
クロスウェーブは第7回MinecraftカップでTBS賞を受賞しており、「作り上げて発表する」という経験の指導に実績があります。スクラッチで「自分の作品を完成させる」という達成感を積み重ねることが、マイクラカップ・コンテスト挑戦への土台になります。
プログラミング能力検定(※経済産業省が後援する公式プログラミング資格試験)の対策にも対応しています。クロスウェーブは公式試験会場として登録されており、2026年5月から毎月受験できる体制が整っています。スクラッチで学んだ論理的思考力が、検定試験でも直接役立ちます。
沖縄・宜野湾市での受講は、毎週土曜日・日曜日の開講です。月謝8,800円(税込・土日通い放題)、入会費は現在無料キャンペーン中です。
よくある質問
Scratchは無料なのになぜ教室に通う必要があるのですか?
スクラッチ自体は無料ですが、「詰まったときに教えてくれる人がいるかどうか」が学習の継続に大きく影響します。独学でScratchを触って挫折した子の多くが、「エラーが出たときに直し方がわからなかった」と言います。現役エンジニアがその場で解決してくれる環境は、独学では得られません。
家でも練習できますか?
できます。スクラッチはWebブラウザで無料で使えるため、ご家庭のパソコンでも練習できます。「教室で習ったことを家で試す」という復習の習慣が、上達の速さに直接影響します。
何歳から始められますか?
スクラッチは小学1年生から取り組める子もいます。ただしマウス操作に慣れていることが前提になるため、一般的には小学2〜3年生以上が学習効果が出やすい年齢です。「何歳なら始められるか」より「今のお子さんの様子はどうか」を体験授業で確かめていただくのが最善です。
Scratchだけでどのくらいの期間学びますか?
お子さんの目標・進み方によって大きく変わりますが、週1回通った場合で半年〜1年程度でScratchの基礎から本格的なゲーム制作まで一通り経験できます。スクラッチをマスターしたら終わりではなく、次のステップ(MakeCode・Python・Roblox Studio)への橋渡しとして継続する生徒も多いです。
英語がわからなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。スクラッチの画面は完全に日本語で使えます。ブロックの説明もすべて日本語で表示されるため、英語の知識はまったく必要ありません。
公式LINEに「Scratchの体験授業を申し込みたい」と送っていただければ、すぐに対応します。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」
沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15 伊佐ビル2F
マイクラ部への参加方法
マイクラ部への参加を希望される方はLINEアカウントへ登録を頂くか、メールにて「webcrafts098@gmail.com」までご連絡をお願いします。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップへの参加を目指す仲間を募集しています。子供たちへのプログラミング教育として「Python」「Scratch」「MakeCode」「JavaScript」「Unity」「Godot」などを指導しています。動画編集講座(Premiere Pro・DaVinci Resolve・CapCut)やHTML/CSSでのWeb制作講座も開催中です。
マイクラカップ参加希望の方へ
マイクラカップへの参加を希望される方は、人数把握のため以下のフォームからも申請をお願いします。申込時はマインクラフト教育版のライセンス費用が発生いたします。
開催地域
沖縄県宜野湾市
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」にて開催しています。
沖縄県うるま市
FMうるまにて開催しています。
FMうるま
沖縄マイクラ部について
沖縄マイクラ部は教室ではなく、親子の勉強会というスタイルで運営しています。保護者の方も一緒に参加していただけますので、お気軽にご参加ください。
お問い合わせ
お問い合わせはLINEオフィシャルアカウント、またはメール(webcrafts098@gmail.com)からお気軽にどうぞ。イベント情報は「開催イベント一覧」からご確認ください。