
「プログラミングって、結局遊びでしょう?」
面談の席で、そう言われることがあります。夏休みが明けて、塾や別の習い事のチラシが机に並ぶ季節になると、この一言の温度は一段上がります。マイクラばかりで、このままでいいのか。沖縄のプログラミング教室でも、同じ相談は今年、かなり増えました。
私は今、その不安に、資料の側から答えられます。2026年8月31日、文部科学省が事務局を務める中央教育審議会・教育課程企画特別部会(第17回)で、「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ(素案)」が示されたからです。いわゆる次期学習要領の骨格です。まだ告示ではありません。確定した新学習指導要領ではありません。文科省サイトでは、審議まとめ(素案)が4分冊の配付資料として公開されています(教育課程企画特別部会(第17回)配付資料)。今後、審議、答申、改訂を経て中身は動き得ます。
それでも方向は、かなりはっきりしました。プログラミングやデータ、AIとの付き合い方が、各教科の片隅から、学びの土台へ出てきます。中学校には「情報・技術科」が新設される方向です。小学校の総合の時間には「情報の領域」が置かれる、という整理です。
今日は、文部科学省の一次資料と、教育業界ニュース「ReseEd」の整理(次期学習指導要領案、授業時数・成績評価が変わる…情報活用能力が学びの基盤)を照らして、保護者の方が判断できる粒度まで落とします。宜野湾・うるまの教室で見ていることも重ねます。数字の細部は、資料の最新版を正とします。
先に、持ち帰ってよい結論
科目名の入れ替えだけ、ではありません。近い言い方をすると、学校教育の土台の書き換えに近いです。
全員に同じ内容を、同じ時間だけ教え、覚えた量で測る、という重心から、確かな知識を土台に、情報とAIを使い、自分で考え、探究し、他者と話し合う教育へ。さらに、学校側にも時間の使い方を変える裁量を渡す。そういう改革です。
文部科学省側の基本方向として報じられているのは、次の三つです。「主体的・対話的で深い学び」の実装。「多様性の包摂」。「実現可能性の確保」。端的には、多様な子どもの深い学びを確かなものにする、という表現でまとめられています。きれいなスローガンより、保護者の判断に効くのは「情報教育の居場所を時間割に作る」ことと、「余白を作る」ことです。
だから、「ゲームだから勉強にならない」と先に切ると、国が向かおうとしている場所を見落としやすい。認めてから足します。遊ぶ時間と、作る時間は別の作業です。沖縄マイクラ部の教室で私が毎週見ているのも、そっちの境目です。
現行と、次期案で強まる方向
表にすると、見取り図はこうです。確定した時間割ではありません。素案と報道の整理です。
| 観点 | 現行に近い姿 | 次期案で強まる方向 |
|---|---|---|
| 情報教育 | 各教科に分散し、学校差が出やすい | 情報活用能力を、学びの基盤として明確にする |
| 小学校 | プログラミング等を教科横断で実施 | 総合的な学習の時間に「情報の領域」 |
| 中学校 | 技術・家庭科の技術分野 | 「情報・技術科」創設、家庭科は独立 |
| 高校 | 情報Iが必履修 | 小中高を一本の線でつなぐ方向 |
| AI | 活用のガイドラインが先行しやすい | 各教科と情報教育の中で本格的に扱う |
| 知識 | 習得と活用 | 丸暗記より、概念の理解と別場面での使用 |
| 授業時間 | 標準時数がかなり固定 | 学校が時数を再配分できる制度 |
| 探究 | 総合等が中心 | 教科内・教科横断でも厚くする |
| 評価 | 3観点を成績化しやすい運用 | 形成的評価(次を直すための評価)を重視 |
| 個別最適 | 同一学年・同一進度が基本 | 子どもに応じた柔軟な教育課程 |
| 学習指導要領そのもの | 巨大な文書を読み解く | 構造化と、デジタル学習指導要領 |
特に最初の数行が、家庭の判断に直結します。以下、その中身を教室の言葉に落とします。
情報教育が、中心のインフラになる
現行の学習指導要領でも、情報活用能力は、言語能力などと並ぶ「学習の基盤となる資質・能力」として位置づけられてきました(文部科学省「教育の情報化に関する手引」)。今回、突然ICTが始まる話ではありません。
ところが現実は、「どの授業で、誰が教えるのか」が曖昧でした。Scratchを少しする学校もあれば、タイピング中心の学校もある。調べ学習だけで終わる学校もある。理念はあった。時間割の住所が弱かった。
次期案は、理念だけでなく、教育課程そのものに情報教育の居場所を作る方向へ踏み込みます。小学校では総合的な学習の時間(名称は「総合的な探究の時間」へ変わる見込み、と報じられています)に情報の領域を設ける。中学校では技術・家庭科を再編し、情報・技術科を創設する。プログラミングやデータ活用など、各教科に散らばっていた内容も整理・移行する、という読み方がReseEdでも示されています。
これは大きいです。高校ではすでに、情報Iが必履修です。プログラミング、ネットワーク、データの扱いなどを、全員が学ぶ枠があります(文部科学省 高等学校学習指導要領 情報科関係資料)。これから先は、小学校、中学校、高校を、情報教育の一本の線でつなごうとしている、と読むのが自然です。
沖縄のプログラミングスクールに通う子にとって、これは「学校が追いついてくる」話です。追いつくまでの数年を空白にするか、作品で埋めるか。保護者の判断は、そこに出ます。
プログラミング教育より大きい、情報活用能力
「プログラミングの授業が増える」だけで読むと、ずれます。上位にあるのは、情報活用能力です。
情報を探す。出典を見る。比べる。整理する。データを扱う。AIを使う。プログラムを作る。セキュリティを理解する。発信する。結果を確かめる。この全体です。
次期案では、学習の基盤として、特に言語能力と情報活用能力を明確化する方向が示されています。国語の力と、情報の力。算数、理科、社会、探究を動かす土台、というイメージです。アプリが使える、ではない。なぜそうなるか、まで含む本格さです。資料では、情報技術の活用、適切な取扱い(情報モラルやセキュリティ)、特性の理解(仕組みの科学的な理解)をバランスよく学ぶ、と整理されています。
生成AIについても、学習指導要領で本格的に書くのは初めてに近い、と報じられています。素案の温度は、「使えること」より「思考を飛ばさないこと」に寄っています。自分の頭を経由せず、出力をそのまま使うと、学びの過程が省略される。人間ならではの意味理解を手放す、という懸念です。口頭で確かめる、試験中の閲覧を制限する、といった評価の工夫も、必要だと書かれています。
教室でも同じです。AIにコードを出させて終わり、だと検証が残りません。AI・データサイエンスコース で私が先に見るのは、プロンプトの上手さより、動かない理由を言葉にできるかです。
入口のScratchは Scratch(スクラッチ)プログラミング教室 、3Dの世界で直す練習は MakeCodeコース詳細 です。学校は全員に入口を届ける。教室は、欲が出た子の作業机です。両方要る、と私は面談でよく言います。
中学校の情報・技術科、小学校の情報の領域
いちばん見出しになりやすい変化は、中学校です。いま中学校のプログラミングは、技術・家庭科の技術分野の一部として扱われがちです。次期では、家庭科を独立させたうえで、情報・技術科を新設する、という整理が素案に入っています(資料では仮称の表記が残る箇所もあります)。
コンピュータやネットワークの仕組み、データ活用、AIの基本まで、体系的に学ぶ内容になる、と報じられています。授業時数の目安として、中学1・2年で各学年最大70コマ程度、3年で最大35コマ程度が必要、という数字も資料側で示されています。現行の技術分野より厚い、という読み方が一般的です。総授業時数は増やさない前提で、他教科を薄く削って確保する、という方針もセットです。学校によって実装の速さは分かれます。
小学校では、情報の領域が総合の中に置かれる方向です。小学3・4年で各学年最大30コマ程度、5・6年で最大35コマ程度、という目安も出ています。プログラミング的思考、データの扱い、インターネットのリスク、生成AIの特性まで含む、という報道があります。
成長の階段全体は、ブロックを組み合わせるScratchから、Pythonや本格的なAI活用、そして社会で評価されるデジタルポートフォリオ構築へ。子どもの成長を止めない論理的思考力の育て方はこちら にもあります。学校の新教科と、民間の教室は、ここで接続できます。
AIがあるから、知識はいらない、にはなっていない
ここは、いちばん誤解しやすいところです。丸暗記の価値は下がる、という方向はかなりはっきり出ています。一方で文部科学省は、「知識を減らせ」とは言っていません。
個別の知識を大量に覚えることより、中核的な概念を深く理解して、別の場面でも使える確かな知識にする。生成AIの発展を踏まえ、学習内容を中核概念に重点化し、必要なら精選・構造化する、という整理です。
AIが答えてくれるから覚えなくてよい、ではない。むしろ逆です。出力が妥当か判断するには、知識が要ります。重要度が下がるのは、覚えた量そのものを競うこと。重要度が上がるのは、知っていることを使って考えることです。
教室のデバッグも同じです。エラーの赤い文字を「自分がダメだ」と取る子がいます。機械が困っている場所を教えてくれている、と返すと、次の一手が出ます。知識は、暗記カードの枚数ではなく、次の一手に使えるかどうかです。
教科書を終わらせることが、教育の中心ではなくなる
文部科学省の議論では、「教科書を教える」から「教科書で教える」へ、という言い方が繰り返されてきました。最初から最後まで消化することが目的ではない。中核的な概念を理解し、そこから調べる、話し合う、作る、試す、説明する、探究する。そのための教材の一つが教科書、という位置づけです。網羅をやめ、精選する、という議論も出ています。
保護者から見ると、「進度が遅い」と不安になりやすい転換です。進度の速さより、子どもが「ここ、根拠弱いから直したい」と言えるか。私は教室で、そっちを見ます。マイクラカップのワールドでも、テーマが先、装飾は後です。逆にすると、きれいだけど調べてない、になりやすい。
調整授業時数。15パーセントは、早帰りではない
ニュースで目立つのは、ここです。新たに「調整授業時数制度」を導入し、対象教科について標準授業時数を一定範囲で下回ることを認める、という方向です。ReseEdの整理では、対象教科を上限の15パーセント程度まで調整した場合の試算として、小学校は約138コマ、中学校は約128コマ、標準より少なくできる、と書かれています。年間35コマ以下の教科などは対象外になる、という整理も別稿に出ています。数字は試算です。各校が必ずその上限まで減らす、という意味ではありません。
授業を138時間減らして、子どもを早く帰す、ではありません。ここが大事です。浮いた時間を、個別の学習支援、探究、教科横断、学校独自の活動、教員の研究・研修などに再配分する。国が全校に同じ時数表を強く固定する状態から、この子たちにはここを厚くし、こちらは効率化し、浮いた時間を探究に使う、という設計へ近づきます。
文部科学省が何度も使う言葉が、「余白」です。教師にも子どもにも時間的な余裕を作り、その余白を深い学びに使う。2028年度からの先行導入も報じられています。空いた時間が、すぐにマイクラになる保証はありません。学校の裁量です。だからこそ、家庭と教室で「直したい」が育っている子は、余白ができたときに使いやすい。操作だけ速い子は、余白が暇になりやすい。効果の保証ではなく、現場の観察です。
成績の付け方も、動く
現行は、知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度、の3観点です(文部科学省「学習評価及び指導要録の改善等について(通知)」)。現場では、評価材料を集めるために毎回振り返りを書かせる、提出や態度まで何でも評定材料にする、といった「評価のための授業」が問題視されてきました。
次期案は、形成的評価をもっと重視する方向です。今何点か、より、ここまでできた、次はここを直してみよう、という評価です。成績を決めるため、から、学習を良くするため、へ戻そうとしている、と読めます。
ReseEdの整理では、知識・技能と思考・判断・表現は観点別評価を続ける一方、学びに向かう力・人間性の扱いを変え、思考・判断・表現への印と総合所見の記述を組み合わせる案が示されています。日々の授業では形成的評価を重視し、総括的評価(成績に落とす評価)は適切な場面に精選する、という書き方です。細部は答申・告示で動き得ます。
これは、コンテストや作品制作、探究とかなり相性がよい考えです。完成品だけを見ない。何を考えたか。途中で何を変えたか。失敗からどう修正したか。プロセスを見るからです。宜野湾の教室で、提出の一週間前に「友達に1回遊んでもらったか」を聞くのも、同じ筋肉です。
個別最適だけではない。対話と合意形成
AIや端末ばかりが目立ちます。資料全体を読むと、もう一つの大きなテーマがあります。社会の中で、他者と協働できる人を育てることです。好きや得意を伸ばすことと、当事者意識を持って自分の意見を作り、対話と合意ができること。両輪です。
次の教育は、一人一台で一人ずつAI学習、だけではありません。自分で調べる。自分の意見を持つ。他人に説明する。違う意見を聞く。話し合う。合意する。AI時代だからこそ、人間同士で考える力を強くしようとしている、とも読めます。
マイクラカップのチーム制作は、ここが本体です。広場の意味が伝わるか、子ども同士で言い合う週の方が、賞の名前より残ります。第6回・第7回のマイクラカップでは、沖縄代表チームを指導してきました。第7回は、沖縄地区最優秀賞のあと、全国大会(東京大学会場)でTBS賞です。段階を飛ばして賞名だけ言わないようにしています。一次記録は 第7回マイクラカップ全国大会の記録 です。効果の保証ではありません。試行錯誤を、提出と発表まで持っていった記録です。
私なら、この順で読む
最重要は、深い学びです。その基盤として、言語能力と情報活用能力を置く。探究、問題解決、対話、合意形成へ進む。子どもによって興味、能力、進度が違うので、多様性と個別の進度を認める。ただし学校に全部を追加業務として積むと破綻するので、授業時数、教科書、評価を軽くして余白を作る。この構造です。
確かな知識。言語能力と情報活用能力。情報収集、AI、データ、プログラミング。思考と判断。探究と問題の発見・解決。表現、対話、合意形成。社会の中で自分で判断し、動く。この流れです。DX人材育成の話を、子ども向けに翻訳すると、手順の暗記より、ない仕組みを設計して壊して直す力、になります。沖縄のIT現場でも、他人事ではありません。
教室で見てきたこと。なぜ、遊びという言葉に引っかかるのか
素案を開いて、私は何度も「ああ、やっぱり」となりました。インターネット普及前のPC-98の頃からITの現場にいて、今も官公庁や自治体のWeb・システムの仕事を、プロジェクトマネージャーとして見ています。その目で見ても、これからの社会で残るのは、決められた手順の暗記より、ない仕組みを設計して試す力です。
以前、ドローンのプログラミング事業をされている方に、「マイクラは所詮、遊びでしょう」と軽く言われたことがあります。悪気はなかったと思います。私は、そのとき強い違和感を覚えました。ドローンは、決まった物理空間で機体を安全に動かす、パイロット系の学びに近い。マインクラフト(マイクラ)は、存在しない世界の法則をゼロから設計する、アーキテクト系の学びに近い。物理教材は、バッテリー、故障、安全、場所で、試行の密度が落ちやすい。画面の中のマイクラは、同じ午後に何度でも作って壊せる。経験値の桁が違うんですよね。
沖縄マイクラ部の教室でも、最初は遊んでいるように見えた子が、レッドストーンで自動装置を組もうとして詰まる。原因を切り分ける。つくり直す。いつのまにか、「なぜそうなるか」を自分の言葉で言い始める。素案が深い学びとして置く、個別の知識を関連付けて統合的な理解にする過程に、かなり近いです。
Minecraft(マインクラフト)のワールド制作は、地域を調べて可視化する道具にもなります。実績の入口は マインクラフト ワールド制作なら沖縄マイクラ部|全国大会出場の実績あり です。ロブロックス(Roblox)は、公開して他人に遊んでもらう側が強い。学校の「情報を扱って、人に渡す」に近い筋肉です。入口は ロブロックス(Roblox)コース詳細 です。マイクラの代わり、ではありません。役割が違う、という話です。
操作だけ教える教室は、学校との差が薄くなる
文部科学省の次期学習指導要領がこの方向なら、Scratchを覚えます、Pythonを教えます、Roblox Studioを使います、だけでは、学校との差が今後薄くなりやすいです。価値が残るのは、デジタル技術で何かを解決する側です。
沖縄なら、例えば人口や観光、防災、通学路を調べる。ニュースとデータを集める。情報が正しいか確認する。AIと壁打ちする。分析する。マインクラフト(マイクラ)、ロブロックス、Scratch、Pythonなどで解決策を形にする。チームで意見をぶつける。発表する。他者の意見から直す。情報活用能力、探究、プログラミング、AI、協働、プレゼンが一度に乗ります。素案が向かう方向と、かなり重なります。保証ではありません。教室で毎週やっている作業の名前が、国の言葉に近づいている、という観察です。
人口減少を今夜の宿題にする必要はありません。台風の前に窓を閉める手順をゲームにする。勝連城跡をクイズ付きのアスレチックにする。宜野湾の横断歩道のルールを入れる。調べないと作れない題材なら、方向は同じです。
マイクラカップと、プログラミングコンテストの位置
単にプログラムを完成させるだけではない。テーマを決める。調査する。チームで考える。作る。失敗する。改善する。説明する。今回示された方向の多くを、一度にカバーします。
これから問われるのは、何の言語が使えるか、より、デジタル技術を使って何を考え、何を作り、どう人とつなげたか、へ寄っていく可能性が高いです。断定はしません。素案の読みです。
宜野湾プログラミングコンテストや、マイクラカップのように、締切のある出口があると、直す回数が増えます。2026年9月は、提出が重なる月です。最新の対象と締切は、主催の公式を見てください。沖縄からのマイクラカップの案内は Road To マイクラカップ in 沖縄 参加募集 です。動画で伝える力が必要になる大会もあります。入口は 動画編集・YouTuber育成 です。今はまず、提出できる一本です。
いつから変わるのか。2030年まで待たない
現段階の想定として、報道では次のように整理されています。2026年度に中教審答申と学習指導要領の改訂。2028年度から一部先行実施。2030年度に小学校全面実施。2031年度に中学校全面実施。高校は2032年度の入学生から順次実施し、2034年度に全面実施、という工程も解説されています。ReseEdは、2026年度末の改訂、2028年度から一部先行、2030年度以降に小中高で順次全面実施、と書いています。移行の中身は、今後変わり得ます。確定日のように扱わず、文部科学省の公式を見てください。
2030年まで準備を先延ばしする話ではありません。2028年度から先行の動きが始まるなら、学校、塾、プログラミング教室、教材、教員研修は、2026年から2029年に動きます。今の小学生が高学年から中学生になる頃には、新しい枠の中で学ぶ、と考えてよい時期です。
なぜ、この資料を信頼の材料にしてよいか
一つの教室が「そう思う」だけでは弱いです。素案は、教育課程企画特別部会が2024年12月の諮問から議論を重ねた成果として、2026年8月31日に示されました。配付資料は第1部から第3部まで分割された長文です。授業時数の考え方、教員免許や講習、教材整備まで、実行の側が書かれています。絵に描いた方針だけで終わらせない準備が、概算要求の資料にも並んでいます。細部の人数は、ここで暗記用に抜き出しません。一次情報に当たる、という習慣は、Webやシステムの現場でも同じです。
冷静に置いておきたいこと
これはまだ審議まとめの素案です。パブリックコメントなどを経て、表現は動き得ます。来週の時間割が変わる話ではありません。
学校で始まっても、限られた時数でできることには限界があります。教員の不足、地域差は、国側も課題として挙げています。新しい教科の初日に、すべての先生が高い専門性を持てるわけではありません。だから、学校を待つだけでなく、手を動かして壊す場を今持つことには、意味がある、と私は考えています。アドバンテージを保証はしません。空白より、提出物が残る、という程度です。
ニュースの見出しは「情報・技術科」と「授業時数15パーセント」になりやすい。本質はそこだけではありません。一文にするなら、AI時代に、知識を覚えることだけでなく、知識と情報を使って自ら学び、問いを立て、他者と考え、社会に働きかけられる子どもを育てる。そのために学校の時間、教科、評価の仕組み自体を変える。私はそう読みました。
興味深いのは、AIとプログラミングの比重が上がる一方で、それ以上に国語の力、対話、合意形成、確かな知識、実体験が重視されていることです。AIが使える子を作る改革、より、AIがある社会で自分の頭で判断できる子を育てる改革、と捉えた方が、文部科学省の意図に近いと思います。素案から答申、正式告示で何が変わったかを、今後も追う価値があります。
沖縄で、今できる受け止め方
国が情報活用能力を学びの基盤に置こうとしている。その事実は、沖縄の保護者にも届いてよいと思います。宜野湾市のプログラミングコンテストなど、地域の提出の場も続いています。理解が広がる「はず」と書くと強すぎます。少なくとも、家庭で「遊び」と切り捨てる理由は、以前より薄くなりました。
クロスウェーブ(沖縄県宜野湾市)では、マインクラフト(マイクラ)を入口に、Scratch、MakeCode、Roblox Studio、Pythonや生成AIまで、同じ教室に置いています。月謝8,800円の通い放題です。時間割の最新は体験のときに確認してください。遠方や部活で忙しい中高生は、オンラインマイクラ部(オンラインクラス)やハイブリッドも相談できます。教室のDiscordと、大人向けの沖縄AI勉強会のDiscordは別です。混ぜないでください。
コースの一覧は プログラミングスクール詳細 、場所は 教室へのアクセス です。那覇・浦添・北谷・うるま・沖縄市から通われるご家庭もあります。国道58号線沿い、無料駐車場あり。
「今から遅くないか」。遅くない、と私は面談でよく返します。ただし、大作を今夜完成させる必要はありません。1つ動かして、友達に見せて、動かない理由を一言言う。学校の新教科が来るまでの数年は、それで足りることが多いです。
Webサイト制作や店舗の地図(MEO)の相談は、子ども教室とは別件です。メッセージに用件を添えてください。今日の主題は、文部科学省の次期学習指導要領と、作る側のマイクラです。
よくある質問
来年から学校の授業が変わりますか。 全面実施は2030年度以降です。情報教育の先行は2028年度以降、という報道があります。来週の時間割ではありません。最新は文部科学省の公式です。
学校だけで足りますか。 足りる子もいます。足りないと感じるのは、自分の作品を人に渡したい、3Dで空間を組みたい、文字のコードに触れたい、という欲が出たときです。学校を否定しません。授業はみんなで進む。教室は、欲が出た子の机です。
マイクラは、情報・技術科の教科書になりますか。 素案はツール名の指定ではありません。教材は学校と教科書会社の判断です。教室でマイクラを使うのは、試行の密度と、提出・発表まで持っていきやすいからです。国がマイクラを指定した、とは書きません。
AIに任せれば、プログラミングは不要ですか。 素案の温度は逆です。思考を飛ばした利用への懸念が先にあります。使うなら、検証できる力とセットです。知識を捨てる話でもありません。
授業時数が減ると、学力が下がりますか。 制度の狙いは早帰りではなく、余白を探究や個別支援に回すことです。各校の使い方次第です。減る量の上限の試算と、実際の編成は別です。
形成的評価って、点数がないのですか。 日々は直すための評価を厚くし、成績に落とす評価は場面を選ぶ、という方向です。知識・技能と思考・判断・表現の観点別は続く、と報じられています。細部は告示を見てください。
この記事を書いた人
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」代表の鈴木孝昌です。宜野湾とうるまの教室で、教育版マインクラフト、MakeCode、Roblox Studio、Scratch を子どもたちと並んで触っています。第7回マイクラカップでは、沖縄地区最優秀賞のチームを指導し、全国大会でTBS賞を受け取りました。経歴の正本は すずきたかまさ(鈴木孝昌)プロフィール ― 沖縄マイクラ部・クロスウェーブ代表 です。
本稿は、文部科学省「教育課程企画特別部会(第17回)」配付の審議まとめ(素案)(2026年8月31日)を一次情報とし、ReseEdの報道整理と照らして書いています。制度の細部は今後動き得ます。最新は公式発表を見てください。
次の一歩は、見学からで大丈夫です。教室の入口は 沖縄のマインクラフト・プログラミング教室 クロスウェーブ です。よかったら、一度、机の音を聞きに来てください。
今すぐ、LINEから無料体験を予約できます。「見学だけでもいいですか?」という問い合わせも大歓迎です。まずは一度、教室の雰囲気を体験しに来てください。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」 代表:鈴木 孝昌 (Google/Meta本社招待・政府PM・日本ソフトウェア大賞・マイクラカップ沖縄地区最優秀賞・TBS賞) 運営母体:株式会社WEVA(沖縄AI勉強会 WEVA)|沖縄ホームページ制作工房WEBCRAFTS 沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15 伊佐ビル2F (c) 2012-2026 WEVA. All Rights Reserved.
クロスウェーブ(沖縄マイクラ部)への参加方法
無料体験会へのご参加やコースに関するご相談は、公式LINEアカウントへご登録いただくか、メールにて「webcrafts098@gmail.com」までお気軽にご連絡ください。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップ全国大会への挑戦・入賞を目指す仲間を募集しています。当校では、目先の楽しさだけで終わらせず、将来の選択肢を広げる本格的なプログラミング教育(Python、Scratch、MakeCode、JavaScript、Unity、Godot)をはじめ、実务に直結する動画編集講座(Premiere Pro、DaVinci Resolve、CapCut)や、HTML/CSSによるWeb制作講座まで、一貫した次世代デジタルスキルを指導しています。
マインクラフトカップ参加をご希望の方へ
大会への参加を希望される方は、チーム編成および人数把握のため、以下の専用フォームよりお申し込みをお願いいたします。※申込時はマインクラフト教育版のライセンス費用が別途発生いたします。
各教室の開講地域
沖縄県宜野湾市(宜野湾ラボ)
メイン拠点となる宜野湾ラボ(伊佐ビル2F)にて、各専門コースの対面レッスンを開講しています。国道58号線沿いでアクセスが良く、専用駐車場も完備しているため、那覇市や糸満市など遠方からの送迎もスムーズです。
沖縄県うるま市(うるま校)
コミュニティ中枢であるFMうるま特設会場にて、定期講座および地域連携のデジタルイベントを開催しています。
次世代クリエイターを育てる私たちの理念
私たちは、単にお子様にツール操作を教えるだけの習い事教室ではありません。30年のIT実務経験と官公庁品質の厳格な「情報設計」のノウハウをベースに、お子様が持つ「熱狂」を一生物の論理的思考力へと昇華させるための教育機関です。保護者の皆様も安心してお子様の学びを共有・見守っていただける、最も安全で信頼できるクリエイティブ環境を提供いたします。
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