
「中3の夏から、何か実績になる作品を急いで作らせたいんです」
宜野湾の面談で、この相談が増える季節があります。気持ちはよく分かります。でも机の上を見ていると、急ごしらえの一発作品より、中1から少しずつ残した直しの履歴の方が、本人の言葉になりやすいんですよね。
今日の記事は、自己PRに使える「作品」の中身の話です。制度の枠組み——沖縄県立高校の正式名称は「特色選抜」で、保護者が検索しがちな「自己推薦」とは別物として扱う——は、親記事にまとめています。沖縄の高校入試・特色選抜とプログラミング 。ここでは、中学生が日頃から何を残すかを具体にします。
用語だけ、先に揃える
沖縄県の県立高校入試で、学校の特色に応じた選抜の公式名称は「特色選抜」です。令和9年度(2027年度)入学者選抜の日程や様式は、沖縄県公式の入試関連ページ が正です(令和8年度実施)。特色選抜の出願は令和9年2月1日・2日、検査日は各校の募集要項、合格発表は3月17日——といった枠が、2026年9月時点で公表されています。検査内容や特別枠は学校ごとに違います。
「自己推薦」「自己PR」は、保護者や中学生が検索しやすい一般的な言い方です。家庭の会話では使って構いません。願書や説明会の言葉は、特色選抜に揃える。この分け方を崩さないでください。作品が合格を保証する、とも書きません。
直前の実績より、日頃の記録
使える作品は、きれいな完成品だけではありません。むしろ、次が揃っている作品が、自己PRの材料になりやすいです。
- 作品そのもの(動く/歩ける/見られる)
- ソースコードやプロジェクトファイル
- 制作途中の写真・スクリーンショット
- 失敗した記録(何が壊れたか)
- 改善の前後(直す前/直したあと)
- GitHub などの公開履歴(任意。無理に始めなくてよい)
- 発表資料・スライド
- 紹介動画
- コンテスト応募の控え
- 地域活動・現地調査のメモ
- チームでの役割分担
- AIをどう使ったかのログ
中学生のプログラミングの続き方は 中学生にプログラミング教室は必要か 。地域課題を一本につなぐ話は デジタル探究 。
なぜ「直前の一発」が弱くなりやすいか
保護者の方「賞を一つ取れば安心では?」。自分「取れたら材料は増えます。でも面接で聞かれるのは、賞の名前より『あなたは何をしたの?』です」。
直前に詰め込んだ作品は、本人が覚えていないことが多いです。コードのどこを自分が書いたか。なぜそのルールにしたか。友だちの意見で何を変えたか。ここが空白だと、自己PRの文章がきれいでも、口頭で詰まります。逆に、夏休みの途中で壊れたスクリーンショット一枚と、「ここを直した」の一行があると、話が始まります。
クロスウェーブのマイクラカップ提出の週も、同じです。壊れて、役割を組み直して、出した。賞の再現は約束しません。残るのは過程です。第7回の全国記録 や 4チーム提出の現場 は、その温度の一次記録です。
AIで全部作った作品より、判断の記録
ここが、この記事で一番伝えたいことです。
生成AIに全部書かせたゲームは、見た目が立派でも、説明が薄い週があります。「AIが作ってくれました」で止まると、自己PRになりにくい。教室で聞くのは、次の四点です。
- AIに何を聞いたのか(プロンプトの要約でよい)
- どの回答を採用しなかったのか(捨てた理由を一言)
- 自分でどこを直したのか(画面やコードの箇所)
- どこを自分の判断にしたのか(ルール、安全性、テーマ)
「使った/使っていない」の二択ではありません。使ったなら、疑った跡を残す。使っていないなら、自分で調べた跡を残す。どちらの方が偉い、という話ではないです。説明できる方が強い、です。子ども向けのAIの線引きは ChatGPTと五つの力 。コースは AIコース 。
メモの型は、ノートでもスマホのメモでも構いません。日付、聞いたこと、採用/不採用、直した一行。これだけで十分です。美しくなくてよい。本人が後から読めることが先です。
残し方——フォルダ一つで始められる
大げさな「ポートフォリオサイト」は不要です。まずは、家庭の共有フォルダか、クラウドの一つの箱で十分です。
箱の中身は、こんな分け方で足ります。
/作品名/完成……提出できる状態/作品名/途中……スクショと日付/作品名/失敗……エラー画面、壊れたワールドのメモ/作品名/改善……前後の比較/作品名/発表……スライド、動画、説明文/作品名/AIログ……聞いたことと捨てたこと/作品名/チーム……役割(誰が何を担当したか)
GitHub は、コードを公開する練習として有効な子もいます。アカウント作成や公開範囲は保護者と一緒に。個人情報・学校名・顔写真・友だちの実名を載せない。必須ではありません。載せるなら「いつ・何を直したか」が見えるコミットの方が、きれいな一括アップロードより説明しやすいです。
動画は、一分で十分です。「何の作品か」「いちばん困ったところ」「直した一点」。編集の棚は 動画編集 。コンテストの紹介動画の考え方は 作品紹介動画 。
具体例——道具別の「残せる形」
マインクラフトで地域課題を表現
調べたこと、歩いた場所、ワールドの意図、看板の文章、発表の原稿。防災なら、ハザードマップの代用品ではないことまで正直に書く。デジタル探究 の順番と相性がよいです。総合入口は マインクラフト総合ガイド 。
Robloxでゲーム制作
遊ぶアプリと Studio は別。公開設定、年齢に応じた安全、ルールの意図、プレイテストの感想。「友だちと同じ世界で遊べる」だけで終わらせず、直した履歴を残す。Robloxコース 。Studio入門は 作りたい子へ 。
Scratchで物語・ミニゲーム
最初の完成と、ルール変更の履歴。誰に遊んでもらったか。学校の授業作品でも、家で直した跡があれば材料になります。
Pythonでデータ処理・小さな自動化
何のデータを、何のために、どこまで自分で処理したか。グラフ一枚と、失敗した計算のメモでもよいです。中学生のPython入口は 中学生のPython 。
AIを使った調査
調べたテーマ、AIの要約、自分で確認した一次情報(公式ページ、地図、現地)。「AIが言ったから正しい」は書かない。
PLATEAUを使った地域研究
データがある市町村とない市町村を混ぜない。変換と、歩けるワールドは別仕事。PLATEAUで沖縄の街をマイクラに 。未確認の範囲は断定しない。
動画制作
制作の意図、カットの理由、誰に見せたか。ゲーム実況だけでも、編集の判断が残れば材料になります。
自己PR文に落とすときの順番
書類や面接の練習では、次の順が扱いやすいです。
- きっかけ(好き/困りごと)
- 作ったもの(具体名)
- いちばん困ったこと
- どう直したか(人・AI・資料のどれを使ったか)
- チームなら自分の役割
- 学校の「求める生徒像」との接点(要項を読んでから)
- 次にやりたいこと
賞があるなら、2と3のあいだに短く置く。賞から書き始めると、本人の行為が隠れることがあります。学校別の条件は親記事と各校の募集要項が正です。コンテスト全般の温度感は コンテストは受験に役立つ? 。
保護者が手伝ってよいこと/やりすぎないこと
手伝ってよいこと:フォルダを一緒に作る。日付をカレンダーに入れる。一分だけ遊んで感想を返す。「今日、どこを直した?」と聞く。
やりすぎないこと:作文の全文を親が書き換える。コードを親が完成させる。賞のために無理な応募を積む。睡眠を削る。
保護者の方「きれいに整えないと恥ずかしい」。自分「恥ずかしいより、本人が言える方が先です」。面接で詰まる文章は、整っていても弱いです。
スクショ一枚が、面接の原稿になるまで
フォルダを作っただけでは、自己PRになりません。宜野湾で中学生とやるのは、写真を一枚開いて、三分で話す練習です。
開くのは、完成のきれいな一枚より、壊れている一枚の方が話しやすいです。画面のどこがおかしいか。そのとき自分は何をしたか。隣の人に何を聞いたか。AIに聞いたなら、どの案を捨てたか。三分で言えないことは、書類に先に書かない。書いてしまうと、面接でその段落だけ声が小さくなります。
残す量の目安は、学年で変えます。中1は、完成を一つ、スクショを三枚、説明を五文。中2は、直す前と直したあとの対比を一組、発表かチームを一回。中3は、志望校の求める生徒像と接続する一文と、要項を開いたメモ。部活とテストの週は、スクショ一枚でも前進です。全部を毎学期やらなくてよいです。
GitHub を始めるなら、個人情報と学校名と友だちの実名は載せません。きれいな一括アップロードより、「いつ、何を直したか」が見える履歴の方が説明しやすいです。必須ではありません。家庭の共有フォルダで足ります。
直前の夏に一発で作品を盛ると、コードのどこを自分が書いたか、本人が覚えていないことが多いです。中1の壊れの写真の方が、声が出ます。制度の枠は 特色選抜とプログラミング経験 が正です。こちらは、日頃の箱の話です。
中1・中2・中3で、残す量を変える
中1……完成を一つ。スクショ三枚。説明を五文。
中2……改善の前後。チームか発表を一回。AIログがあれば尚良い。
中3……志望校の求める生徒像と接続する一文。要項を開いた記録。提出できる形に要約。
全部を毎学期やらなくてよいです。部活とテストの週は、スクショ一枚でも前進です。中学生の週は細い。中学生の教室の話 でも、短い完成の単位を勧めています。
書いてよい行、書かない行
自己PRに載せてよいのは、本人が再現できる事実です。テーマ、作ったもの、使った道具、自分の役割、困って直した一点、誰に見せたか、次にやりたい一文。賞があるなら、そのあとに「だから何が分かったか」を足します。賞名から書き始めると、次の問いで止まりやすいです。
書かない方がよいものもあります。友だちの失敗を、自分の成長話のオチにすること。親が整えた美文を、本人の体験のように出すこと。生成AIの出力を、自分の文章として出すこと。まだ公開していない友だちの個人情報、学校名、顔写真。進学の保証のような一文(「これで合格できる」)。学校の募集要項に無い加点を、家庭で作らないこと。
マインクラフト(マイクラ)なら、看板の文と、直す前の画面。Roblox(ロブロックス)なら、遊ぶアプリと Studio を分けた理由と、公開範囲を親子で決めたメモ。Python なら、失敗した計算と、直したあとの表。どれも、完成の華やかさより、直した一点の方が面接で息が続きます。制度の日付は 特色選抜 が正です。こちらは、箱の中身です。
チーム作品で、自分の行を残す
マイクラカップのように複数人で出した作品は、自己PRでいちばん話しやすく、いちばん曖昧にもなります。話しやすいのは、壊れて直した過程があるからです。曖昧になるのは、「みんなで作りました」で自分の行が消えるからです。
残すメモは、役割を一文にします。自分は看板の文を短くした。自分は壊れた角を歩き直した。自分は提出画面の項目を声に出して確認した。友だちが建築を担当した、も書いてよいです。全部を自分の実績にしない。取ると、面接で「あなたは何をしたの?」に詰まります。
AIをチームで使った週も同じです。誰が聞き、どの案を捨て、どの行を本人が直したか。捨てた記録が無いと、生成された説明文を朗読する形になります。日付と、採用と不採用と、直した一行。美しくなくてよいです。本人が後から読めることが先です。
教室でできること
クロスウェーブで先に見ているのは、自分で問いを見つけ、デジタル技術で答えをつくることです。プログラミングを覚えるだけではなく、考える、調べる、つくる、伝える力です。考えるは、調べて確かめること。つくるは、マインクラフト(マイクラ)やプログラミングで作品にすること。伝えるは、面接や記録で人に渡すこと。資格の枚数より、その跡が残る制作を伴走します。自己PRの代筆はしません。合格の判定もしません。対面は宜野湾・うるま・北谷です。スクール全体は プログラミングスクール詳細 。ゲーム制作の地図は 年齢別ロードマップ 。
マイクラカップの提出週も、壊れた画面の記録が残ったチームの方が、あとから「自分は何をしたか」を話せました。賞の再現は約束しません。中3の夏に一発で盛るより、中1のスクショ一枚の方が、面接で息が続きます。行き方は 教室へのアクセス 。代表は すずきたかまさプロフィール 。トップは 沖縄のマインクラフト・プログラミング教室 クロスウェーブ 。
実際に中学生と机を並べて感じるのは、中3の夏に盛った一発作品より、壊れた週の画面の方が、本人の声が出る、ということです。合格は約束しません。制度の枠は 特色選抜とプログラミング経験 が正です。フォルダを一緒に作るところからで構いません。
自己PRや作品の残し方の相談も、同じLINEで用件を添えてください。
今すぐ、LINEから見学・説明・無料体験を予約できます。パソコンを使った体験は、PCの空きがあれば可能です。人数が多い場合は、見学と説明が中心になります。「見学だけでもいいですか?」という問い合わせも大歓迎です。まずは一度、教室に来てください。
マインクラフト・プログラミングの見学・説明・無料体験の申込はこちら
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」 代表:鈴木 孝昌 (Google/Meta本社招待・政府PM・日本ソフトウェア大賞・マイクラカップ沖縄地区最優秀賞・TBS賞) 運営母体:株式会社WEVA(沖縄AI勉強会 WEVA)|沖縄ホームページ制作工房WEBCRAFTS 沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15 伊佐ビル2F (c) 2012-2026 WEVA. All Rights Reserved.
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沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップ全国大会への挑戦・入賞を目指す仲間を募集しています。当校では、目先の楽しさだけで終わらせず、将来の選択肢を広げる本格的なプログラミング教育(Python、Scratch、MakeCode、JavaScript、Unity、Godot)をはじめ、実务に直結する動画編集講座(Premiere Pro、DaVinci Resolve、CapCut)や、HTML/CSSによるWeb制作講座まで、一貫した次世代デジタルスキルを指導しています。
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