
「マイクラカップって、建築が上手い子だけの大会なんですか?」——宜野湾の教室で、保護者の方からそう聞かれることがあります。私は、そのたびに「建築だけではありません」と答えています。
2026年7月23日、マイクラカップ運営事務局の公式Noteに、沖縄マイクラ部の取り組みを紹介するインタビュー記事が公開されました。タイトルは「リアルとマイクラを行き来する学び」。今日は、その記事をまだ読んでいない保護者の方に向けて、概要と読みどころを整理します。
マイクラカップは、教育版マインクラフトを使って、子どもたちが地域課題を調べ、未来のまちを表現し、発表する学びです。リアルとマイクラを行き来する学びとは、現実の地域を見て、課題を考え、マインクラフトの中で解決策を表現する学びです。テストの点数だけでは測れない、やり抜く力・協働する力・発表する力——そこに焦点を当ててお伝えします。
沖縄マイクラ部・クロスウェーブでは、沖縄の子どもたちに、デジタル創作・発表・地域課題解決に挑戦する機会を届ける活動を目指しています。インタビュー全文はこちらです。リアルとマイクラを行き来する学び|沖縄マイクラ部 鈴木 孝昌さん
マイクラカップ公式Noteで、沖縄マイクラ部が紹介されました
NPO法人デジタルものづくり協議会(マイクラカップ運営事務局)のマイクラカップ公式Noteは、大会に関わる実践者の声を届ける連載です。今回、沖縄マイクラ部・クロスウェーブ代表の鈴木孝昌が、マイクラカップへの取り組み方について語りました。
記事の冒頭には、こんな問いが置かれています。「自分にできるだろうか」「どこから始めればいいのか」——デジタルものづくりに興味はあるけれど、一歩が踏み出しにくい。そんな迷いを抱える方へ向けた連載だ、と説明されています。
沖縄マイクラ部の活動は、パソコンの前で黙々と建築するだけではありません。子どもたちは街を歩き、本物の建物を見て、ときには体を動かしながら学ぶ——ゲームの世界と現実の世界を行き来する、という紹介文が印象的でした。建築の上手さだけを競う話ではなく、街を見て、調べて、教育版マインクラフトで表現し、発表する。沖縄でマイクラカップに取り組む前に読んでほしい、入口になる記事だと私は思います。
元記事の概要:どんなインタビュー記事なのか
インタビューを踏まえると、記事は次の流れで構成されています。
沖縄との出会いと、ITを「つなぐ手段」として使う
鈴木孝昌は静岡出身で、沖縄との出会いは新婚旅行だったと語っています。「妻が、帰りたくないって言ったんです」——その一言が転機になり、沖縄で暮らし始めた、というエピソードがあります。沖縄マイクラ部の活動は、沖縄の土地に根を下ろしたあとから生まれたものです。
ITについて、インタビューでは「人と人をつなぐ手段」として語られています。病院からの依頼を受け、家から出られない方へメールやパソコン操作、インターネットを通じたコミュニケーションの支援をした経験。「家から出られなくても、人とつながれる方法を伝えてほしいと言われた」——その考え方が、今の子ども向け活動の根底にも流れている、と記事は伝えています。
参加者側から始まった沖縄マイクラ部
マイクラカップとの出会いは、主催者側ではなく参加者側から始まった、とインタビューに書かれています。お子さんを連れて別のチームの活動に参加していたとき、本気で取り組みたい子と、楽しみ方の温度差を感じる場面もあった。お子さん自身も悔しい経験をした。同じ思いを持つ子どもたちが少しずつ集まり、「やるしかないのかな、と思いました」——こうして沖縄マイクラ部が始まった、という経緯です。
大きな計画が最初からあったわけではない。目の前にいた子どもたちの熱意が動いた、という話は、保護者目線で読むと安心材料にもなります。完璧なスタートがなくても、本気の子どもが集まれば形になっていく——そういう現場の温度が伝わる章です。
記事の芯:見に行く、体で学ぶ、待つ
印象的だったのは、「教えるより、まず見に行く」という学び方です。「リアルなものを見ないと分からないことがあるんですよね」——街を歩き、形を観察して、スケッチを描き、マインクラフト(マイクラ)の中で表現する流れが、記事の芯です。
床に引いたラインの上で「90度右に曲がってみて」「3歩進んでみて」と体を動かし、エージェントの動きを再現する——床の上プログラミングとも呼べる場面も載っています。
モチベーションが下がったら外で遊んだり休憩したり、時にはマイクラから離れたりする。「作ることを楽しんでほしい」——無理に引っ張らず、子どもが自分から前を向けるタイミングを待つ、という姿勢も語られていました。
全国大会のあと、チームの子どもが泣いていた。「泣けるほど頑張ったんだな」——結果だけでは測れない経験、というメッセージがにじんでいます。完成作品だけで子どもの成長を見ない、という視点のヒントにもなります。
「リアルとマイクラを行き来する」とはどういうことか
保護者目線で整理すると、次の流れに近いです。
リアルな地域を見る。現地や資料から課題を知る。沖縄の未来や地域課題を考える。教育版マインクラフトでまちとして表現する。作ったものを説明する。発表や動画編集で伝える。
マイクラは現実逃避ではなく、現実を見直すための道具にもなります。インタビューでも、デジタルの中で何かをつくることと、現実の世界を知ることは決して別々ではない、と締めくくられています。街を歩くこと。人と話すこと。仲間と一緒に考えること——そのあとに、教育版マインクラフトのワールド制作が来る。
ただし、ゲームをするだけで自然に学びになるわけではありません。問い、調査、制作、発表——この一連が必要です。マイクラカップでは、完成した建物だけでなく、調査、役割分担、試行錯誤、発表までの制作過程が重要です。マイクラカップ作品制作の流れ でも、テーマ決めから動画提出までを整理しています。
教室でよく見る「行き来」の具体例
インタビューを踏まえると、沖縄マイクラ部として考える「行き来」には、次のような具体が含まれます。
首里城や宜野湾の街並みを見に行き、写真やスケッチを持ち帰ってからワールドに反映する。台風や防災、高齢者にやさしいまち——沖縄の地域課題を調べ、NPC(ワールド内の案内役)の説明文に落とし込む。MakeCode(メイクコード)で動く仕掛けを作る前に、床の上で向きと座標を体験する。完成したエリアを、1分の紹介動画で保護者に見せる。
ここ、少しややこしいですよね。でも、子どもにとっては「見た→考えた→作った→伝えた」の順番が自然だと、教室ではよく感じます。マイクラカップ作品の作り方(未来設計) も、未来のまちを設計する手順の参考になります。
今日のニュース:非認知能力の可視化とマイクラカップ
今日の教育・EdTechの話題として、大阪市が小中学校16校・4,000名以上の児童生徒を対象に、非認知能力を継続的に測定するモデル事業を始めたことが報じられています。2026年7月から、年4回程度のアセスメント(約10〜20分)で、やり抜く力、協働する力、自分の気持ちを整理する力などを扱う取り組みです。
テストの点数だけでは見えにくい力を、学校現場でどう扱うか——これは、保護者の方も「うちの子、テストは普通なのに、なんか伸びてる気がする」と感じたときに、言葉にしにくい部分でもあります。
沖縄マイクラ部として考えると、非認知能力は、子どもを点数で決めつけるためではなく、成長のきっかけを見つけるために扱うべきです。数値化の試みそのものを否定する必要はありません。ただ、ラベル付けだけで終わらせてはいけません。「協調性が低いから」と決めつけるより、「今回の制作では、ここが前より進んだ」と記録する方が、子どもには届きやすい、と私は考えています。
マイクラカップの制作活動では、協調性が何点、ではなく、制作記録やチーム内の行動として見える成長があります。インタビュー記事でも、完成だけを目指さず、子どもが自分から前を向けるタイミングを待つ——そんな姿勢が語られていました。教室でも、スケッチ帳や制作記録、発表の様子から、前月の自分と比べられる変化を一緒に振り返る時間を大切にしています。
マイクラカップで見える「テストでは測れない力」
具体的には、次のような力が見えてきます。
最後まで作りきる力。仲間と役割を分ける協働する力。分からないことを質問する力。失敗しても修正する力。自分の考えを説明する発表する力。地域課題を自分ごととして考える力。調査したことを作品に反映する力。動画編集で伝える力。
制作過程から見える変化の例
床の上で体を動かして座標を学ぶ場面——最初は恥ずかしがる子も、友だちが動き出すと一緒に曲がり始める。そういう瞬間は、やり抜く力や試行錯誤する力が、行動として表れているときだと私は読みます。
街を歩いてから建築する場面——「あ、現物はここ、角が丸かった」と気づいて、ワールドを作り直す。失敗しても修正する力が、点数ではなく行動として見えます。
チーム制作では、建築が得意な子だけが前面に出る必要はありません。調べる子、説明を書く子、動画の構成を考える子——役割があると、協働する力が育ちやすい。マイクラカップのチーム制作で伸びる力 でも、役割分担の考え方を整理しています。
全国大会のあとに泣いた子どもの話——それは、受賞の有無だけでは測れない、やり抜いた実感の表れでもあります。保護者の方には、完成品のスクショだけでなく、「今週、何に時間を使ったか」「何を直したか」も一緒に見てほしい、と私はよく伝えます。それが制作記録として残ると、非認知能力を語るときの材料にもなります。
教育版マインクラフトは、自由研究にもつながる
夏休みの自由研究として、教育版マインクラフトを使った地域課題探究ができます。ただし、建築だけでは自由研究として弱い。テーマ設定、調査、設計、制作、説明、動画編集までつなげることで、説得力が出ます。
夏休みの自由研究をつなげるときの目安
テーマを決める(例:宜野湾の防災、首里城の伝統文化、観光と暮らしの両立)。現地や資料で調べる(写真、インタビュー、市の広報資料など)。教育版マインクラフトで未来のまちとして表現する。なぜそう考えたかを文章や看板で説明する。1分程度の紹介動画を作る。学校の発表や家庭での共有につなげる。
マイクラカップ、自由研究、探究学習——別々の宿題として分けず、一つの流れとして扱うと、子どもの学びが深まります。インタビュー記事の「リアルとマイクラを行き来する」は、まさにその考え方です。マイクラ自由研究のテーマ例(沖縄) も、夏休みの題材選びの参考になります。マイクラカップの作品づくりで子どもが伸びる力(最初の一週間) では、作品制作の初期段階で何を見るかも整理しています。
AI・プログラミング・動画編集をどう組み合わせるか
AIは子どもの答えを代わりに作る道具ではなく、調査やアイデア整理の補助として使います。「沖縄の防災 子ども向け 資料」など、調べ物の入口として一緒に使う。アイデアが散らばったとき、箇条書きに整理する——そういう使い方から始めると、家庭でも取り組みやすいです。
プログラミングは、教育版マインクラフトの中で仕組みや動きを作るために使えます。床の上で向きを体験したあと、MakeCodeでエージェントを動かす——インタビューの「行き来」と地続きです。MakeCodeコース詳細 では、教育版マインクラフト(マイクラ)とMakeCodeの学び方を紹介しています。
動画編集は、子どもが考えた未来のまちを、保護者や地域へ伝える発表力を育てる学びです。動画編集 沖縄では、DaVinci Resolve(ダヴィンチ・リゾルブ)を使うこともあります。Davinci Resolveと検索されることもありますが、正式表記はDaVinci Resolveです。最初は1分の作品紹介動画からで十分です。ナレーションを子ども自身が録音するだけでも、発表する力の練習になります。動画編集・YouTuber育成 マイクラカップの発表動画の作り方 AI・データサイエンスコース
Road To マイクラカップ in 沖縄 参加者募集とのつながり
Road To マイクラカップ in 沖縄 参加者募集は、ただマイクラで遊ぶ企画ではありません。地域課題を調べ、教育版マインクラフトで形にし、AIやプログラミング、動画編集で発表する入口です。
教育版マインクラフト 体験会から始めてもよいです。マイクラに慣れていない子でも、まず「見に行く→スケッチ→ワールド」の流れを短い単位で体験できます。夏休みの自由研究として取り組んだテーマが、宜野湾プログラミングコンテスト開催やマイクラカップ作品へつながる可能性もあります。
インタビュー記事を読んだうえで参加を検討される方には、「建築が得意かどうか」より、「地域のことを調べてみたいか」「仲間と作品を作りたいか」を一緒に確認することが多いです。日程や空き状況は、LINE登録でお知らせします。Road To マイクラカップ in 沖縄 2026 の詳細はこちら 教育版マインクラフト体験会の詳細はこちら
保護者に読んでほしいポイント
リアルとマイクラを行き来する学び を、保護者の方におすすめしたい理由は次のとおりです。
マイクラカップがどんな学びなのか分かる。マイクラが単なる遊びではなく、地域課題解決の入口になることが分かる。子どもの成長を、完成作品だけでなく制作記録や制作過程から見る視点が持てる。家庭でどう声をかければよいか考えるきっかけになる。教育版マインクラフト 体験会や Road To マイクラカップ in 沖縄 参加者募集の前に読むと、目的が分かりやすくなります。
家庭で声をかけるときのヒント
インタビューを踏まえると、次のような声かけが合いやすい、と私は考えています。
「今日、リアルで何を見た?」——街歩きや調査のあとに聞く。「ワールドのどこを直した?」——完成度より、直した場所に注目する。「動画で誰に伝えたい?」——発表の相手を一緒に考える。モチベーションが下がったときは、無理に画面の前に座らせず、外で遊ぶ・休憩する——インタビューで語られた方針と同じ温度です。
「またゲームばっかり」と責めるより、「今日は調査の日」「今日は発表の日」と、制作の段階を一緒に分けると、マイクラカップの学びと家庭のルールがぶつかりにくくなります。
まとめ:リアルとマイクラを行き来する学びを、沖縄の子どもたちへ
マイクラカップ公式Noteで紹介していただいたことに、改めて感謝します。マイクラカップは建築コンテストではなく、地域課題を考え、表現し、発表するデジタル創作の学びです。
非認知能力は、点数だけでなく、制作過程や子どもの行動から見える。インタビュー記事は、その入口になります。沖縄からマイクラカップに挑戦したい方、夏休みの自由研究を作品づくりにつなげたい方は、まず内容をご確認ください。
マインクラフト ワールド制作なら沖縄マイクラ部|全国大会出場の実績あり
プログラミングスクール詳細
沖縄マイクラ部について
すずきたかまさ(鈴木孝昌)プロフィール ― 沖縄マイクラ部・クロスウェーブ代表
教室へのアクセス
月謝8,800円で通い放題。宜野湾・うるまから、教育版マインクラフト、AI、プログラミング、動画編集まで、お子さんのペースで学べます。
マイクラカップ公式Noteで紹介されたインタビュー記事はこちらです。
リアルとマイクラを行き来する学び|沖縄マイクラ部 鈴木 孝昌さん
Road To マイクラカップ in 沖縄 2026 参加者募集
沖縄からマイクラカップに挑戦したい子どもたちを募集しています。教育版マインクラフト 体験会から参加できます。夏休みの自由研究につながるAI・プログラミング・動画編集の学びも案内しています。
Road To マイクラカップ in 沖縄 2026 の詳細はこちら
今すぐ、LINEから無料体験を予約できます。「見学だけでもいいですか?」という問い合わせも大歓迎です。まずは一度、教室の雰囲気を体験しに来てください。
沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」 代表:鈴木 孝昌 (Google/Meta本社招待・政府PM・日本ソフトウェア大賞・マイクラカップTBS賞) 運営母体:株式会社WEVA(沖縄AI勉強会 WEVA)|沖縄ホームページ制作工房WEBCRAFTS 沖縄県宜野湾市伊佐2-20-15 伊佐ビル2F (c) 2012-2026 WEVA. All Rights Reserved.
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沖縄マイクラ部プログラミングスクール「クロスウェーブ」では、マインクラフトカップ全国大会への挑戦・入賞を目指す仲間を募集しています。当校では、目先の楽しさだけで終わらせず、将来の選択肢を広げる本格的なプログラミング教育(Python、Scratch、MakeCode、JavaScript、Unity、Godot)をはじめ、実务に直結する動画編集講座(Premiere Pro、DaVinci Resolve、CapCut)や、HTML/CSSによるWeb制作講座まで、一貫した次世代デジタルスキルを指導しています。
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